【赤いきつねVS緑のたぬき】カップ麺で魚は釣れるのか餌釣り対決! 世の中には様々な因縁の対決が存在します。そんな中、カップ麺という業界において双璧をなす存在といえばマルちゃんの「赤いきつね」と「緑のたぬき」でしょう。 今回はそんな両者を釣り餌にしてみたらどちらが釣れるのか対決方式で検証してみました!

負けられない戦いがそこにはある。

こんにちは。アナハゼティです。釣りやガサガサなどのアウトドアを中心に活動しています。

‥‥‥さっそくですが

世の中には様々な因縁の対決が存在します。

「きのこの山 VS たけのこの里」「イヌ派 VS ネコ派」「ビアンカ派 VS フローラ派」などなど‥‥‥

そんな中、カップ麺という業界において双璧をなす存在といえばマルちゃんの「赤いきつね」と「緑のたぬき」でしょう。

普段は私たちのお腹を満たしてくれる彼らですが、果たして魚になるとどちらに軍配が上がるのでしょう?

というわけで今回は

「赤いきつねVS緑のたぬき」どちらが釣れるか餌釣り対決!を検証したいと思います!

赤コーナー:りゅう(赤いきつね)

それでは「赤いきつね」担当のりゅうから仕掛けを作っていきましょう。

まずは持ってきたお湯を規定量の半分ほどに抑えて入れます。

少しだけほぐした半生状態で戦う作戦です。

ん〜美味しそう!いい感じの柔らかさになりました。

今回は表層にいる青物を狙って釣りをするため、

仕掛けはウキにガン玉と針というシンプルなもので挑みます。

実際に針につけてみるとこんな感じ。

麺の形を残したまま針につけたり、丸めて練り餌のようにして今回は使ってみます。

りゅう

うどんのコシで針から外れにくいだろうし、効率の良さで勝ちにいくよ!

緑コーナー:ナオサン(緑のたぬき)

続いて「緑のたぬき」担当のナオサン。

りゅうと同じく少しほぐす程度にお湯を入れる作戦で挑む!

こちらも美味しそ〜!

今回は共にフェアな戦いが出来るよう、餌以外の仕掛けは同じしました。

針につけてみるとこんな感じ。

「赤いきつね」と比べると少し細めの麺だが、果たしてそれが吉と出るか凶と出るか見ものである。

ナオサン

麺が細い分、食べやすさで勝負!勝つのはたぬきで決まりだね!

勝負開始!

さっそく勝負開始!

果たして餌を求めて動き回る青物は、このカップ麺達に興味を示すのか?!

30分後

釣れない‥‥‥

なぜだろう。別日にここで釣りをした時はワームにもパクパク食いついてきた青物達が見向きもしない。

やはりいきなり現れた人間界の食べ物に違和感を感じてしまったのだろうか。

諦めかけたその時‥‥‥!

今日イチの魚群がキター!!

ナオサン

チャンスだ!竿を出せ!出せー!

りゅう

頼む!かかってくれーっ!

そして一本の竿が大きく曲がる!

最初に釣れたのは‥‥‥

「緑のたぬき」だ!!

ナオサン

うおおお!釣れたーー!

釣れたのは良いサイズのイワシ!実は一度アタリがあって餌を取られたナオサン。

2度目のアタリで見事先制フィッシュをゲットだ!

ナオサン

まるでフライ釣りのように表層近くを攻めてたら釣れた!
一度コツを掴んでしまえばこっちのものよ!

反撃なるかりゅう

りゅう

釣れない‥‥‥こうなったら奥の手だ!

「赤いきつね」担当のりゅう。奥の手といい仕掛けを変更。

お揚げだ!

そう!今回の対決は麺だけではなくトッピングも使用可能。麺がダメならこのお揚げが「赤いきつね」にはあるのだ!

りゅう

アピール力は十分!これでイワシを一網打尽にしてやるぜ!

が、しかし!

釣れない‥‥‥!

りゅう

ダメだ!麺に戻そう!

奥の手が不発に終わったりゅう。「赤いきつね」陣営に暗雲が立ち込める。

‥‥‥と、思っていた矢先!

りゅうに釣れた!!

りゅう

きたああああ!

なんと今まで一回もアタリがなかったりゅうに突然のイワシがヒット!

一体何が起きたというのか?!

りゅう

わかったぞ!このイワシ、止まっている麺には食わないけど
上下に激しく動いている麺には弱い!

りゅう曰く、止まっていると違和感に気付いてしまうイワシだが、

上下に動くと違和感に気付く前に反射的に食べてしまうため、釣れるというのだ。

ここにきて、うどんの長所を活かした技法を編み出してりゅう。勝負は降り出しに戻った!

勝負は最終決戦へ

ナオサン

りゅうちゃん提案がある。
お互い長時間やって数が釣れるわけでもない。
ここは次釣れた方が勝ちということにしよう!

りゅう

オーケー!サドンデス形式だね。

ということで勝負は次釣れた方が勝ちとなるサドンデス形式に。

勝負は表層を攻める「緑のたぬき」と、持ち前のコシで上下に激しくアピールする「赤いきつね」という形になった。

そしてお互いの釣り方をしている中、ついに一本の竿にアタリがきた!

決着

「緑のたぬき」だァァァァ!!

ナオサン

来たぜえええ!!

りゅう

ちきしょー!!あ!ちょっと待って!

りゅうにも釣れた!!

りゅう

くそー!あと数秒早ければ‥‥‥!

なんと同じタイミングで二人とも釣れるという大接戦!

やはり動かし方が重要なようで二人ともコツを掴んでからの二匹目は早かったが、

今回は「緑のたぬき」陣営の勝利となった!

結果発表

というわけで今回の「赤いきつね」と「緑のたぬき」餌釣り対決は「緑のたぬき」の勝利で終わりました。

しかし、数秒後で釣り上げた「赤いきつね」との差はほぼ無いと言ってもいいのではないでしょうか。

ちなみに、ナオサンが奥の手で取っておいた「緑のたぬき」のかき揚げに入っている海老も、

共通して入っているカマボコも使用しましたが釣れず。共に麺での釣果となりました。

総評として言えるのは、青物は動かない麺だと食べてくれず、なんらかの動きを入れてあげると食べた。

ということでした。目が良いからか、反射で口を使ってくれたのかわかりませんが、

普段の餌より食いつきが悪かったのは正直感じました。技術でカバーする釣りと考えれば面白いかもしれませんね!

バイバイ!

この企画の動画版も配信しています。

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