イノスグループ、「移住・住みかえ支援適合住宅」を推進

 イノスグループ(住友林業・イノス営業部:東京都千代田区)は5月15日、第23回イノスグループ全国総会を札幌市内で開催した。全国から会員、代理店など210人が出席した。ハウスメーカー品質の見える化を推進し、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)の「移住・住みかえ支援適合住宅」で資産価値の高い住まいを提供し、WEBを活用して認知度を高める。

 イノス営業部長の瀧秀明氏は、「安心・安全、快適さを追求し、信頼される次世代の家づくり集団」をイノスグループの基本方針と位置づけ、「『ハウスメーカー品質の家を地域の建設会社で!』というスローガンを徹底し、大手ハウスメーカーで建築を検討している方に『イノスの家』の選択肢が加わるように誘導する」と、施策方針を説明した。メールマガジン配信による顧客育成やホームページの全面改訂なども行う。

 会員サポートとして営業・技術研修や省エネ断熱講習も継続し、12月をめどに平屋住宅(広さを感じる空間提案)をリリースする予定。

 イノスグループ最優秀会員賞は宏州建設(石川県金沢市)が昨年度に引き続き受賞、「イノスの家」最優秀デザイン賞は江上組(福岡県みやま市)が受賞した。

 イノスグループの会員数は現在145社。

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