津吉茶市 あすまで 地元児童も元気に販売 平戸

元気いっぱいに客を呼び込む児童=平戸市津吉町

 長崎県平戸市南部の津吉町で24日、毎年恒例の「津吉茶市」が始まった。道端に露店が並び、イベントで盛り上がっている。26日まで。
 主催の津吉茶市実行委(井手口龍彦委員長)によると、かつては新茶の時季に茶業者を呼び市を開いていたとされ、今年で65回目。約500メートルの沿道に茶や海産物、焼き鳥、焼きそばなど約70店が軒を連ねている。
 市立津吉小(田川定司校長、119人)の児童も出店。エコバッグやドーナツなどの手作り商品と、校内の畑で収穫したタマネギなどを販売し「いらっしゃいませ」と元気な声で客を呼び込んでいた。
 5年の浦邉歩夢君(10)は「商品も売れて、とてもにぎやかで楽しい」と笑顔を見せた。
 25日は保育園児の出し物などのステージイベントやビアガーデンなどがある。

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