諫干訴訟 7月に最高裁弁論 吉川農相は言及避ける

 国の非開門の主張を認めた福岡高裁判決が最高裁で見直される可能性が出ていることについて、吉川貴盛農相は24日の閣議後の会見で「この裁判の帰趨(きすう)について予断を持って答えることは差し控える」と言及を避けた。
 その上で、「開門によらない基金による和解を目指すことが最良の方策」とする以前からの国の方針をあらためて強調した。

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