ストーリーが2打席連発! 通算100号→サヨナラ弾

【オリオールズ6-8xロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズのトレバー・ストーリーがハッピーエンドの「物語(ストーリー)」を完結させた。3点ビハインドの7回裏に1点差に詰め寄る12号2ランを放ったストーリーは、遊撃手としてはアレックス・ロドリゲスやノマー・ガルシアパーラを上回る史上最速のスピードで通算100号に到達。さらに6対6の同点で迎えた9回裏に飛び出した通算101号となる一発は、試合に決着をつける13号サヨナラ2ランとなった。ロッキーズは5番手のスコット・オバーグが1イニングをパーフェクトに抑える好リリーフで今季2勝目(0敗)。オリオールズは最大4点のリードを守れず、サヨナラ弾を浴びた6番手のマイケル・ギブンズが今季3敗目(0勝)を喫した。

オリオールズがジョン・ミーンズ、ロッキーズがジェフ・ホフマンの先発で始まった一戦は、初回にノーラン・アレナードの12号ソロでロッキーズが先制。しかし、オリオールズは2回表にキーオン・ブロクストンの1号2ランとペドロ・セベリーノのタイムリー二塁打で3点を奪って逆転に成功し、3回表にドワイト・スミスJr.の9号ソロ、4回表にジョナサン・ビヤーのタイムリー二塁打で1点ずつを追加した。4回裏にロッキーズはブレンダン・ロジャースのタイムリーとトニー・ウォルターズのタイムリー二塁打で2点差に詰め寄ったものの、オリオールズは7回表にレナト・ヌニェスが11号ソロを放ち、3点リード。ロッキーズは7回裏にストーリー(12号2ラン)とアレナード(13号ソロ)の二者連続アーチで6対6の同点とし、9回裏一死二塁からストーリーがライトスタンドへの13号2ランを放って試合を決めた。ストーリーは2本塁打で4打点を叩き出す活躍。アレナードも2本塁打を含む3安打2打点をマークした。

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