陸上 男子・短距離の池田に注目 女子・3選手がV3に挑む

島原と長崎日大の激戦が予想される男子400メートルリレー。島原の池田(右端)、長崎日大の廣田(左端)は3冠も視野に入る=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

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 注目は短距離の池田(島原)。今月、100メートルで10秒45をマークしており、県高校記録(10秒42)、県記録(10秒31)更新も視野に入っている。400メートルリレーも100メートル10秒台の3選手を擁する長崎日大、バトンパスが巧みな諫早などとの激戦が予想される。
 100メートルの池田に加え、1500メートルの林田(瓊浦)、八種競技の池田塁(諫早農)も全国ランキングトップを争う。5000メートルは昨夏の東海インターハイ8位の花尾(鎮西学院)を筆頭に、林田、植村(松浦)、溝口仁(創成館)らによる好勝負が見られそうだ。
 総合は県新人大会Vの長崎日大、昨年優勝の西海学園のほか、諫早農、諫早などによる混戦か。

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 400メートルの森山(純心女)、800メートルの森北(口加)、七種競技の佐伯(純心女)の3選手は3年連続Vが懸かる。佐伯は自身が大会記録と県高校記録を持つ三段跳びもエントリーした。
 走り幅跳びの河俣(純心女)と荒川(諫早)は、ともに長大付中時代、全国中学体育大会で入賞。3000メートルは弟子丸(諫早)、森田(同)、古本(瓊浦)、濱添(長崎商)らが初Vを目指す。5000メートル競歩の松本(佐世保北)、走り高跳びの伊達(長崎日大)は昨年、1年生で優勝している。
 リレー種目で争う純心女、諫早、長崎女、口加は総合優勝も競り合う。西海学園、五島は投てき勢で得点を稼ぎたい。

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