21校によるトーナメント。上位2校が九州大会に出場する。
年末年始の全国大会(花園)8強メンバーが残る長崎北陽台が優勝戦線をリード。1月の県新人大会準優勝の長崎南山をはじめ、海星、大村工、長崎北などが続く。
長崎北陽台は4月下旬の日本協会セブンズユースアカデミーに招集されたFB山口、CTB岡崎、ロック亀井、SH川久保をはじめ、ナンバー8中原、プロップ田中翔ら好選手がそろう。3月の全国選抜大会を経て、FW、バックスともに修正を加えながら、例年同様に組織力を高めてきた。モチベーションの高い1年生13人も加わり、チームは活気づいている。
2年ぶりのV奪回を目指す長崎南山はFW、バックスともに機動力で勝負する。FWはフッカー池田、プロップ河口、ナンバー8山口らを軸にセットプレーを磨いてきた。SO筒口、CTB本多らバックス陣のスキルも高い。ディフェンスでいかに粘れるか。
海星と長崎北は県新人大会準々決勝で対戦。2点差で競り勝った海星は、昨季から主力のフッカー中村、WTB諸山らが引っ張る。長崎北はCTB川久保、WTB濱崎を中心に巻き返しなるか。大村工はロック中尾、WTB小森ら高校から始めた選手がほとんどながら、着実に成長してきた。
このほか、諫早農はプロップ田川、ナンバー8吉次らFW陣が充実。SH牧野、CTB森田らバックス陣を生かすボールを供給したい。佐世保工はプロップ田中をはじめ、春の県選抜に5人がメンバー入りするなど力をつけている。