ジャニーズJr.を取りまとめる若き社長・滝沢秀明 「単独ドーム公演」をぶち上げ、話題を作る手腕

忙しくて火山を見に行けてないのではないでしょうか(画像はDVD『滝沢秀明の火山探検紀行 巨大カルデラの謎に迫る』より)

昨年末、多くの人に惜しまれながら芸能界を引退し、現在はジャニーズJr.を取りまとめる会社・ジャニーズアイランドの社長として活躍している滝沢秀明さん。ジャニヲタには“タッキー社長”と呼ばれて親しまれている様子の滝沢さんですが、そんなタッキー社長が5月26日、ジャニーズJr.のSnow Man、Travis Japan、なにわ男子のさいたまスーパーアリーナで合同のコンサートを開催。そしてそこで「ジャニーズJr.の単独ドーム公演」を発表し、おおいに話題を呼んでいます。

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ジャニーズJr.の単独ドーム公演は2000年以来19年ぶりということで、タッキー社長はメディア取材に対して「僕たちが見た景色を見てほしい」と熱く語ったそう。現場でもタッキー社長の姿はファンに多く目撃されており、黒いスーツに黒ネクタイの男前な姿にノックオンされたコメントが続出していました。その一方で、現在のメンツでの「ジャニーズJr.の単独ドーム公演」には無理がある、という意見も出ているといいます。

1月にジャニーズアイランドの社長に就任後、Jr.の公式エンタメサイト「ISLAND TV」を開設したり、女性誌『anan』の表紙にSixTONESを抜擢させたり、SixTONESをテレビCM「モンスターストライク」に出演させたり、5月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の亀梨和也の歌唱時にジャニーズJr.のグループである美少年をバックで躍らせるなど、かなりジャニーズJr.の露出を頑張ってきたタッキー社長。

そんなタッキー社長は社長就任早々、「ジャニーズJr.単独の東京ドーム公演」を目標に掲げたといいます。タッキー社長はメディアの取材に応じて「最初に決めた目標がJr.単独での東京ドーム公演。今回は僕の覚悟を示しました」「自分自身覚悟を持って、ここに持っていこうと半年間走ってきた」「数か月彼らを見てきて、今のJr.には東京ドームに立てるパワーがある。絶対にいけるなと思った」と宣言。くだんのジャニーズJr.の単独ドーム公演には300人のジャニーズJr.全員が出演するとのことで、タッキー社長は自身が1999年と2000年にジャニーズJr.として東京ドーム公演を行ったことを振り返りながら「僕たちが見た景色を見てほしい」と熱く語りました。

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このタッキー社長の熱い行動に対し、ネットでは「タッキー社長頑張ってる! 泣きそうになるわ」「タッキー社長すごいなぁ」と賞賛の声が上がっていました。また、さいたまスーパーアリーナの合同コンサートではタッキー社長の目撃情報が続出しており「タッキー、アリーナ最後列うしろの関係者スペースで黒スーツに黒ネクタイで立ってた。隣はパーカーにマスク姿の大倉くん。タッキー社長が美しすぎる」「タッキー社長が黒スーツ着てメモ取りながら真剣に見てる光景をみつけてめっちゃ泣いた。時代が回ってる事実がジャニヲタの胸に突き刺さる」「今日席の前の通路をタッキー社長が通りました 久しぶりに拝見しましたがスーツ姿の社長とてもかっこよかった」と裏方仕事に徹するタッキー社長に惚れ惚れするファンが多かった模様。

しかしその一方で、タッキー社長や嵐、関ジャニ∞や山下智久を輩出した“ジャニーズJr.黄金期”と現在のジャニーズJr.を比べて人気&知名度不足を指摘する声も多く、ネットでは「今年に入って突然のJr.押しに、お腹いっぱいになる。雑誌にもこれでもかってくらい載ってるけど、世間的には名前も知らない子達が一気に押し寄せてきてるだけで興味が持てない」「タッキー急ぎすぎだよね。なんでもかんでも推せばいいってもんではない」「タッキーはまたJr黄金期を作りたいのか? ぶっちゃけ今のJrは顔面偏差値低くて華がないし無理だよ」といった意見が上がっていました。

「タッキー社長が良い広告塔となり、ジャニーズJr.の勢いが盛り返しているのは事実。とはいえ、タッキー社長がJr.だった頃に比べ、デビューしているジャニーズグループが格段に多いので、そことファンの取り合いになってしまうという懸念点はあります。とはいえ活動休止の嵐をはじめ、TOKIOや関ジャニ∞、NEWSなど、メンバーのトラブルにより存続が心配されるグループも出てきているので、そこらへんのファンをうまくJr.のほうに取り込みたいと思っているのでは」(テレビ局勤務)

剛腕・タッキー社長の今後の展開に期待です。(文◎小池ロンポワン)※タイトル画像は『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男 DVD-BOX』より

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