コパ・アメリカ日本初戦相手のチリ代表、今注目の3選手

コパ・アメリカ2019で日本代表が初戦に対戦するチリ代表。同大会連覇中の強豪相手に果たして日本がどう立ち向かっていくのか見物であるが、今回はそんなチリ代表の注目選手を数名ピックアップしてみた。

MFエリック・プルガル(ボローニャ)

セリエAのボローニャでプレーする25歳のディフェンシブミッドフィルダーは今シーズン自身の評価を継続的に高めてきた。2015年に母国クラブのCDウニベルシダ・カトリカからイタリアにやってきたプルガルだが、当初は今よりも遥かにゲームメイク能力が低く、粗削りな印象が全てだった。だがここ1年で彼は大きく成長を遂げた。中盤の底でゲームをコントロールしながら、持ち味である高い守備能力を発揮し、今シーズンは28試合で6得点、セルヒオ・ブスケツをお手本としている彼は足元の技術も高くキックが上手い。急激に変化するフリーキックも代名詞になりかけつつある。

FWエドゥアルド・バルガス(ティグレス)

2015年、2016年と2大会連続でコパアメリカの得点王に輝いている男が代表に帰ってきた。ヨーロッパではナポリやバレンシア、ホッフェンハイムやQPRなどでプレーしたバルガスは現在メキシコの強豪ティグレスに所属。今シーズンは公式戦47試合で17ゴールを挙げ完全復活を遂げた。その活躍がルエダ監督の目に留まり久々の代表召集。コパ・アメリカ男が今大会を再び盛り上げることになるのだろうか。

GKガブリエル・アリアス(ラシン・クラブ)

今シーズン国内リーグを制したアルゼンチンの名門ラシン。そんなチームの中で大きく貢献を果たしたのがGKのガブリエル・アリアスだ。31歳のベテランGKの持ち味は優れた反射神経とベテランならではの正確な読み。チリ代表の正守護神クラウディオ・ブラボが不在の今大会、彼のプレーには要注目である。

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