
久保建英や安部裕葵といった主軸を招集しなかったU-20日本代表。だが、U-20ワールドカップが行われているポーランドの地で躍動している。
難敵メキシコと対戦したグループステージ第2節では0-3で快勝。序盤はやや押し込まれたが、その後は実に堂々たる戦いぶりで相手を圧倒してみせた。
この結果によって突破が絶望的になったメキシコ側の反応を調べてみたぞ。
『mediotiempo』
「敗退の危機!U-20代表が日本に恥をかかされた。突破にはミラクルが必要。
(序盤のチャンスを逃した)後は日本のお祭り状態に。
前半20分のロベルト・メラスの負傷交代が影響したのは間違いない」
『proceso』
「主力ディエゴ・ライネスとホセ・マシアスが開幕2日前に合流したメキシコは全体的なプレーが欠如しているのは明らかだった。
最初の10分間は支配したが、その後は日本にとって楽な相手になってしまった。
最悪の状況のひとつ、メキシコの突破は奇跡頼みだ」
『Marcaメキシコ版』
「メキシコは日本に打ち負かされ、大会に別れを告げようとしている。
夢が悪夢になってしまった。
日本に3-0のスコアを押しつけられた結果、メキシコが勝ち抜けるための選択肢はほとんどなくなった。
(前半中盤以降)日本に攻撃されるたびに守備陣は苦しんだ。
田川亨介が2点目を決めた52分時点ですでにゲームは日本のものだった。
反撃したかったが、日本はますます危険に。
メキシコは日本をどうやって止めたらいいのか最後まで分からなかった」
試合後、メキシコのキャプテンであるDFヒルベルト・セプルベダは「W杯ではもっとハングリーに戦わなくてはいけないことに気付くための教訓になるだろう」と口にしていたという。
また、海外メディアでは、メキシコ、イタリア、日本が同居するグループBは“死の組”だという評価もされている。
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現在2位につける日本、グループステージ最終戦の相手は首位イタリアだ。