ロッキーズが4日間で3度目のサヨナラ勝ち 平野2失点

【ダイヤモンドバックス3-4xロッキーズ(延長11回)】@クアーズ・フィールド

ロッキーズは3対3の同点で迎えた延長11回裏にイアン・デズモンドのあわやサヨナラ本塁打かという二塁打でチャンスを作り、続くライメル・タピアのタイムリーでサヨナラ勝ち。本拠地クアーズ・フィールドでの同地区対決4連戦の初戦を制した。日本時間5月25日のオリオールズ戦をトレバー・ストーリーのサヨナラ弾、同27日の同カードをトニー・ウォルターズのサヨナラ犠飛で制しているロッキーズは、直近4日間で3度目のサヨナラ勝ち。なお、ダイヤモンドバックスの平野佳寿は2点リードの7回裏に2番手として登板したものの、二死一・三塁のピンチを招いて降板し、この走者が後続のタイムリーで生還したため、今季5ホールド目を記録した一方で2失点が記録され、今季の防御率は5.79となった。

ダイヤモンドバックスがザック・グレインキー、ロッキーズがジョン・グレイの先発で始まった一戦は、4回表にダイヤモンドバックスがケテル・マーテイの犠牲フライで先制するも、直後の4回裏にデービッド・ダールが4号ソロを放ち、1対1の同点に。ダイヤモンドバックスはグレインキーが6回1失点と好投するなか、6回表にエドゥアルド・エスコバーのタイムリー、7回表にニック・アーメッドの4号ソロで1点ずつを奪い、2点をリードしたが、平野が登板した7回裏に4番手のアーチー・ブラッドリーがノーラン・アレナードに2点タイムリーを浴び、同点に追い付かれた。その後、試合は3対3の同点のまま延長11回に突入し、ロッキーズは延長11回裏一死二塁からタピアがセンターへのタイムリーを放ってチームを劇的なサヨナラ勝ちに導いた。

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