《東京》路面電車でレトロな下町を巡る!東京さくらトラム(都電荒川線)沿線の楽しみ方

東京都内には2つの路面電車があります。どこか懐かしさを感じる路面電車に揺られ、下町をゆっくり旅することで、新しい発見があるかもしれません。今回は、東京さくらトラム(都電荒川線)沿線のおすすめスポットをご紹介します!

東京さくらトラム(都電荒川線)とは

東京さくらトラム(都営荒川線)は、東京都内でも数少ない路面電車の一つ。その歴史は古く、1911年に前身となる路線が開業し、最盛期には総延長213km、1日約193万人が乗車していました。現在では、三ノ輪橋駅から早稲田駅間の12.2km、30停留所が残っており、レトロな下町の雰囲気を味わえると観光客に大人気!文化や歴史に触れる名所旧跡や、昔ながらの商店街など、沿線には見所満載!運賃は、大人170円(IC 165円)、子ども90円(IC 82円)。沿線スポットを満喫したい方は、大人400円、子ども200円の一日乗車券がおすすめ!

見どころ(1) 鬼子母神前駅

周辺には寺や神社、大学などがあり、日々多くの方が利用する「鬼子母神前駅」。東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」への乗り換えが可能なため都心へのアクセスも良好です。

鬼子母神堂

鬼子母神前駅から徒歩3分、安産・子育(こやす)の神様がまつられた神社「鬼子母神堂」。駅前から続く参道には樹齢400年のケヤキ並木があり、天然記念物に指定されています。本殿の近くには樹齢約700年の大きなイチョウの木があり、秋になるとケヤキ並木やイチョウが色づき、紅葉の名所としても人気があります。境内の中央にある「上川口屋」は、創業から230年以上の日本で一番古い駄菓子屋。現在は十三代目店主が切り盛りしており、昔ながらの駄菓子がたくさん並んでいます!

見どころ(2) 庚申塚駅

「庚申塚駅」周辺には、長寿や健康にご利益があると言われる「高岩寺」があることで有名。庚申塚駅から徒歩約9分のところにあり、毎月4日、14日、24日に開催される縁日には、多くの人が乗降する駅です。

巣鴨地蔵通り商店街

庚申塚駅から徒歩1分、「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている「巣鴨地蔵通り商店街」。全長約780mの通りに約200店舗が並び、若者からお年寄りまで幅広い年代が楽しめる絶品グルメがたくさんあります!創業から100年以上の老舗パン屋「喜福堂」の看板メニュー「あんぱん(200円(税抜))」や、巣鴨名物・塩大福発祥の店「元祖東京塩大福みずの」の「元祖 塩大福(5個入、650円(税抜))」がおすすめ!夏に開催される「巣鴨地蔵通り納涼盆踊り大会」では、屋台やイベント、盆踊りなど夏らしさを体験できますよ。

見どころ(3) 飛鳥山駅

周辺には、大きな公園や博物館など親子で楽しめる施設がある「飛鳥山駅」。都営バスの乗り継ぎにも使われる駅です。飛鳥山駅から少し歩けば、東京メトロ南北線やJR京浜東北線にも乗り継ぎ可能です。

飛鳥山公園

飛鳥山駅の目の前に広がる「飛鳥山公園」。桜の名所として有名で、3月下旬から4月上旬になると、ソメイヨシノやサトザクラなど約600本が満開を迎える人気スポット。桜以外にも、ツツジやアジサイもあり、四季を楽しむことができます。

アスカルゴ

公園の入り口から飛鳥山山頂まで続くモノレール「あすかパークレール」は、車両がカタツムリに似ていることから「アスカルゴ」と呼ばれ、山頂までゆっくりと景色を楽しむことができるので、子どもから大人まで大人気!

東京さくらトラム(都電荒川線)沿線の楽しみ方をご紹介しました!路面電車が走る景色を眺めつつ、沿線のおすすめスポットを満喫してください!

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