長崎県産米の袋に子どもの絵 最優秀など9点採用

子どもの絵が掲載されたコシヒカリの袋(サンフリード提供)

 米穀・食品卸のサンフリード(長崎県長崎市)は6月から、県産米の袋に県内の子どもが描いた絵をデザインし販売する。米離れが進む中、少しでも興味を持ってもらおうと初めて企画。「ごはん」をテーマに約280点の応募から9点を採用した。

 「ごはんおえかきコンテスト」と銘打ち3~4月、県内在住の12歳以下に自社ホームページや情報紙で募集。米についてのコメントと併せて審査し、最優秀3点と優秀6点を選んだ。

 コシヒカリ、ヒノヒカリ、にこまるの計3品種の袋(いずれも1袋当たりの内容量5キロ)、計2万4千枚に掲載する。おにぎりに笑顔でかぶりつくなど、のびのびとした図柄が買い物客の目を引きそうだ。

 同社は「家族で食卓を囲む大切さが伝わり、米の消費拡大につながればうれしい」としており、第2回コンテストも開催を予定する。

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