【ヨーロッパリーグ】チェフの引退や移籍濃厚のアザール…様々な物語が交錯するEL決勝を制すのはチェルシーか、アーセナルか… ~決勝戦プレビュー~

ヨーロッパでは「オール・イングリッシュ・ファイナルズ」という見出しが紙面を飾っている今シーズンUEFA主催の大会決勝。チームや個人で様々な物語が入り混じる中、アゼルバイジャンのバクーでカップを掲げるのは、ビッグロンドン勢どちらのチームとなるのか。

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チェルシー
欠場者情報
膝の負傷をしているエヌゴロ・カンテの出場はマウリツィオ・サッリ監督曰く50%の可能性に。ルベン・ロフタス=チークとカラム・ハドソン=オドイは長期離脱となっており、イーサン・アンパドゥやアントニオ・リュディガーも欠場が濃厚となっている。

マッチプレビュー
前身のUEFAカップを含め、ヨーロッパリーグでは1972年ぶりのイングランド勢対決となった決勝カード。一時期は不振に陥っていたチェルシーは、直近の公式戦7試合で3勝4分けと調子を上げてきている。また今シーズンのヨーロッパリーグでは1度も負けておらず、現在17戦無敗中。UEFA主催の大会でチェルシーとアーセナルが顔を合わせたのは、2003-04シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のみで、当時は2戦合計3-2でチェルシーが勝ち上がっている。

今季初のタイトルを懸け両者が激突

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アーセナル
欠場者情報
政治的理由によりアルメニア出身のヘンリク・ムヒタリアンはアゼルバイジャンに入国しない事が決定。長期離脱中のロブ・ホールディングとヘクトル・ベジェリンは欠場が確定しており、アーロン・ラムジーはすでにイタリアに旅立っている。また、デニス・スアレスやダニー・ウェルベック、コンスタンティノス・マブロパノスの出場が微妙だ。

マッチプレビュー
アーセナルとチェルシーがUEFA主催の大会でファイナリストとなったのは今回で6回目。イングランド勢で両チームより決勝進出を果たしているのは、リバプール(14回)とマンチェスター・ユナイテッド(7回)だけだ。またアーセナルはUEFA主催の大会決勝ここ5試合で4敗を喫しているが、チェルシーは直近5試合で4勝を挙げている(カップウィナーズカップ2回、チャンピオンズリーグ1回、ヨーロッパリーグ1回)。

チェフのラストマッチをアーセナルは勝利で飾れるか

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