「Play of the Week」はナショナルズ・レンドンの好守

日本時間5月29日、メジャーリーグ機構は今季第9週の「Play of the Week」にアンソニー・レンドン(ナショナルズ)の好プレイを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。レンドンは日本時間5月27日のマーリンズ戦で三塁線を襲った痛烈なゴロをダイビングキャッチ。すぐさま立ち上がって一塁へ矢のような送球を送り、ファインプレイを完成させた。

本拠地ナショナルズ・パークで行われたマーリンズ4連戦の最終戦、ナショナルズが9対0と大量リードを奪った8回表にレンドンの好プレイは飛び出した。マーリンズのブライアン・アンダーソンが放った、三塁線を襲う痛烈な打球をダイビングキャッチし、片足がファウルゾーンに出ているところからの遠投で矢のようなスローイング。「これぞメジャーの三塁手!」というような見事なプレイで観客を沸かせ、投手を助けた。

ナショナルズは8回表と9回表の2イニングで6点を失い、3点差まで追い上げられたため、レンドンのこの好守はチームを勝利へ導く大きなプレイとなった。打撃だけでなく守備でもハイレベルな実力を誇るレンドンの面目躍如と言えるだろう。なお、「Play of the Week」に内野手が選出されるのは、カルロス・コレア(アストロズ)とマニー・マチャド(パドレス)に次いでレンドンが3人目。その他の6週はすべて外野手が受賞している(うちブリュワーズのロレンゾ・ケインが2度)。

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