「介護を仕事に」の助けに 川崎市が研修参加者募集

 介護の仕事を志望する人を対象とした川崎市介護職員初任者研修の参加者募集が行われている。

 国のカリキュラムに基づく法定研修。6月5日から8月27日にかけての25日間で、全日程を終えると市長名の修了証が交付される。実技を通じて介護に関する基礎的な知識や技術を学ぶことができ、家庭での介護にも役立つ内容となっている。

 主催する市社会福祉協議会の市高齢社会福祉総合センター人材開発研修センター担当者は「技術だけでなく、価値観や倫理を学ぶことが、やりがいを持って介護の仕事を長く続ける助けになると思う」としている。

 定員24人(応募が定員を超えた場合は抽選)で、受講料は5万円。会場は市高齢社会福祉総合センター(多摩区長沢)。所定の用紙に記入して申し込む。応募の締め切りは6月3日正午。問い合わせは、同センター電話044(976)9001。詳細はホームページ(http://genki365.net/gnkk12/pub/sheet.php?id=133910)で。

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