【MLB】大谷翔平、11試合ぶりの決勝打、主な一問一答 「甘かったですし、運が良かった」

決勝打となるタイムリーを放ち勝利に貢献したエンゼルス・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】

15日の敵地ツインズ戦以来、11試合ぶりのタイムリーが今季2度目の決勝打

■エンゼルス 6-4 アスレチックス(日本時間29日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのアスレチックス戦に「3番・DH」で5試合連続でスタメン出場。9回の第5打席で決勝の右前2点タイムリーを放ち勝利に貢献した。試合後、決勝打を振り返り「最後は甘かったですし、運が良かった」と語った。以下は試合後の主な一問一答。

――決勝打を振り返って

「最後、甘かったですし、運が良かった」

――追い込まれても冷静だった

「1点を争うところなので、1点を争うところ。一塁が空いていたので広く攻めれるところかなと。全体的に運が良かった。前の打席もチャンスで打てなかったので、何とか打ちたいなと思っていた」

――マルチは久しぶりだった、試合に向かうアプローチは?

「変えてはいる。メカニックだけでなく考え方も。良い当たり取られたりしていますが全体的によくない打席が多いので、それが原因じゃないかなと。そこは技術がなかったり、単に野球があまり上手くないところ。もっと成長していければ数字も出てきますし、いい打席が多くなる」

――2年目を迎え相手バッテリーからも研究されている感じはするのか?

「僕の反応だったり、打ってる感じ、見送っている感じで次のボールを選択しているかなと感じる」

第5打席の際どい球には「ボール判定だったので良かったな」

――最後の打席はアプローチを変えて臨んだのか?

「全体的には来た球を打つだけ、全体的にストライクゾーン広がっている感じするので甘い球を見逃して、難しい球を打ちに行っている感じ」

――右方向の打球が多い

「右というより(ボールの)上を叩いている感じなので、ラインドライブも多い。ゴロも多いので」

――決勝打の直前のカーブは際どい球だったがボール、相手投手は熱くなっていた

「まずラッキーだった。ボールになってくれて次の球も見れる、打ちに行ける。僕が一歩有利に立てたんじゃないかなと。たまたま、(ボールが)中に入ってくれた」

――自信を持って見逃したのか?

「2ストライクなのである程度、際どいボールは内に行かないといけないですが。バックドアの結構いいボールゾーンからのボールだったので、微妙だなと思って見逃したあと思いましたが。(捕手が)落球もしてましたしボール判定だったので良かったなと」

――ボールを上から叩いている?

「上の方を叩いている。ポイントがちょっと前になっている。本来ならもう一つ遅らせてバットが下に入ればもっといい打球が打てる。それがちょっと自分の中で前になっているんじゃないかなと」

――打撃練習では足を上げるなど工夫しているようにも見えた

「練習の一環として。それを実際に試合でやるわけじゃないので。今、前になっているなら後ろにするならそれをどう練習すればいいか。自分がどこにいるのかちゃんと把握していないと戻れないと思う」(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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