パドレスが1点差で辛くも逃げ切り 田中5失点で4敗目

【パドレス5-4ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

パドレスは、ヤンキース先発の田中将大の立ち上がりを攻め、無死一・二塁からマニー・マチャドのタイムリーとエリック・ホズマーの9号3ランで瞬く間に4点を先制。4点リードの7回裏にヤンキースの反撃に遭い、1点差まで追い上げられたものの、セットアッパーのクレイグ・スタメンとクローザーのカービー・イエーツが踏ん張り、なんとか1点差で逃げ切った。パドレス先発のエリック・ラウアーは6回途中4安打1失点の好投で今季4勝目(4敗)をマーク。田中は初回の4失点が大きく響き、6回5失点(自責点4)で今季4敗目(3勝)を喫した。

自身が応援するアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーが見守るなか、今季12度目の先発登板に臨んだ田中だったが、三塁DJレメイヒューのエラーにより先頭打者のグレッグ・ガルシアに出塁を許すと、フランミル・レイエスとマチャドの連打でいきなり失点。さらにホズマーには9号3ランを浴び、4失点の苦しい立ち上がりとなった。2回以降は走者を出しながらも無失点に抑える粘りのピッチングを展開したが、6回表にガルシアのタイムリーバント安打で5点目を献上。ちょうど100球で6イニングを投げ切ったところで降板となった。その後、ヤンキース打線はパドレスのリリーフ陣を攻め、1点差まで追い上げたが、パドレスの勝ちパターンの継投に反撃を封じられて試合終了。1点のリードを守り抜いたイエーツは今季21セーブ目をマークした。

© MLB Advanced Media, LP.