花博誘致へ、協議会を設立 横浜市など31団体

 横浜市などは29日、国際園芸博覧会(花博)の誘致を推進するための協議会を設立した。県や県観光協会など31団体で構成し、情報共有や広報活動を行う。

 同市西区で開かれた設立総会で、林文子市長が会長に就任。市長はラグビーワールドカップ(W杯)や東京五輪・パラリンピックでも横浜が会場の一つになることに触れ、「世界から横浜が注目されるイベントが続く。これらの機会を捉えて、国内外に力強くアピールしていきたい」とあいさつした。

 花博は、園芸や造園産業の振興を目的にした国際博覧会。市は2015年に返還された米軍上瀬谷通信施設(同市瀬谷・旭区)跡地を会場と想定し、最も早くて26年の開催を目指している。19年度は、国などへの招致活動や国際関係機関との調整を進め、国際園芸家協会に申請する予定。

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