高校野球神奈川大会、6月8日抽選会 5校減181校出場

 第101回全国高校野球選手権神奈川大会の運営委員会が30日、横浜市内で開かれ、今夏の出場校は昨年より5校減の181校に決まった。高校の統廃合や部員不足による合同チームの増加の影響などにより、177校だった1984年以来の少なさとなった。

 加盟194校のうち、磯子、鶴見総合、三浦初声、横須賀明光、相模原青陵の計5校が部員不足のために不参加。合同チームは、麻生総合・市川崎、田奈・釜利谷・永谷、横浜緑園・横浜明朋、横浜旭陵・相模向陽館、厚木清南・愛川・中央農、大井・吉田島の最多となる計6チームが参加する。初出場校はない。

 組み合わせ抽選会は6月8日正午から、横浜市西区の県立青少年センターで行われる。選手宣誓は立候補した各校主将の中から抽選で決まる。抽選会は一般の観覧はできない。

 開会式は7月7日午前11時から横浜スタジアムで、決勝は28日に同スタジアム(試合開始午前11時)でそれぞれ行われる。県内11球場で180試合の熱戦を展開する。

 開幕試合の始球式は、春夏合わせて甲子園で5度の日本一に輝いた前横浜監督の渡辺元智さん(74)が行う。

 開会式の司会は横須賀マネジャー早田桃花さん(3年)、閉会式は上溝南マネジャー西村愛美さん(同)が務める。

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