県予算14年ぶり6000億円台 肉付け96億円補正

 県は31日、人口減少対策の強化に向けた事業に充てる30億円の基金などを盛り込んだ総額96億6793万円の2019年度一般会計補正予算案を公表した。今回の「肉付け予算」と、2月定例県議会で可決された当初予算を合わせて、河野知事の3期目初年度の本格予算が編成された。補正後の一般会計総額は18年度当初予算と比べ4.0%増の6051億8793万円で、国の方針を踏まえ防災・減災のハード対策などを上乗せしたため、05年度以来、14年ぶりに6千億円台に達した。7日開会の6月定例会に提案する。

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