目標を胸に、最高の舞台で 総合開会式に4000人 第71回県高校総合体育大会

試合に向け、士気を高める各校の選手たち=トランスコスモススタジアム長崎

 「いざ行かん 新たな時代の頂点へ」をスローガンにした第71回県高校総合体育大会は5月31日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で総合開会式が行われ、7日まで8日間にわたる熱戦の幕が上がった。
 開会式には86校から約4千人が参加。中地区9校の合同吹奏楽隊による軽快な演奏が流れる中、諫早商のバトントワラーズの先導で各校の選手団が力強く入場行進した。
 それぞれの目標を胸にした選手たちを前に、県高体連の岡崎天一理事長が開会を宣言。昨年の各競技の優勝旗が返還された後、県高体連の安部成年会長が「自分を信じ、仲間を信じ、この最高の舞台で、悔いのない戦いを」とあいさつした。
 続いて、池松誠二県教育長が「若さあふれる、はつらつとしたプレーで全身全霊をかけて競い合ってほしい」と激励。上田裕司副知事が中村法道知事の祝辞を代読し、西陵の久松佳蓮生徒会長が「みなさんの努力が令和に込められた思いのごとく美しい花を咲かせることをお祈りしている」と歓迎の言葉を送った。
 最後に大村工男子ソフトボール部の山田聖副主将が選手宣誓した。

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