聖火、県内12市町へ 東京五輪リレー順路公表

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、来年3月26日から47都道府県を巡る五輪聖火リレーのルート概要を発表した。東日本大震災などの被災地や全国の名所が組み込まれ、本県ルートについては、高千穂町を起点に県北から児湯、県央、県南、県西の12市町を通過する。終点はえびの市。高千穂神社や日向市の大御神社、宮崎市の青島、日南市の飫肥城下町など本県を代表する名所や景勝地を通る。県は世界が注目する一大イベントを通して神話など本県の魅力を発信する好機ととらえ、聖火ランナーを一般から公募するなど準備を本格化させる。

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