鮮やかな着物で魅了 鎌倉・鶴岡八幡宮でショー

さまざまな色彩の着物がお目見えしたショー=鶴岡八幡宮

 鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)でこのほど、着物ショーが開かれた。色鮮やかな着物や浴衣を身にまとった男女が観客約500人を魅了した。

 モデル役の約20人がピンクや黄緑、紫などの着物や浴衣を着用し、直会殿に設けられたステージや舞殿を歩いた。また、しの笛奏者の佐藤和哉さんの演奏も行われた。家族で訪れた市内に住む倉元菊子さん(82)は「赤い着物が特に目立っていて、とても華やかで感動した」と話した。

 ショーは2011年から実施。着物文化を後世に伝えるとともに、その年に起きた東日本大震災の被災地の復興を支援するのが目的で、チケットの売り上げ全額は八幡宮の外郭団体を通じ、支援金として使われる。また着物や浴衣は高島屋が提供、メークはワミレスラスティングビューティーが協力している。

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