中日高橋が月間打率.417 阪神ジョンソンが11ホールド…19年5月投打5傑【セ編】

中日・高橋周平【写真:荒川祐史】

広島が月間20勝で首位固め、ヤクルトは20敗で最下位に…

 令和最初の月、2019年5月度の成績を振り返ろう。

 セ・リーグ 2019年5月

○チーム成績(5月終了時点)

1 広島 52試32勝19敗1分 率.627 差–
2 阪神 53試28勝23敗2分 率.549 差4.0
3 巨人 49試25勝23敗1分 率.521 差5.5
4 中日 50試23勝27敗0分 率.460 差8.5
5 DeNA 50試22勝28敗0分 率.440 差9.5
6 ヤクルト 54試21勝31敗2分 率.404 差11.5

 広島が首位を固める。ヤクルトは15連敗、前月は2位だったが、今月は最下位に。

 昨年の同時期は以下の順位だった。

1 広島 48試28勝19敗1分 率.596 差–
2 DeNA 46試23勝21敗2分 率.523 差3.5
3 阪神 47試23勝24敗0分 率.489 差5.0
4 巨人 49試23勝25敗1分 率.479 差5.5
5 中日 50試23勝26敗1分 率.469 差6.0
6 ヤクルト 47試19勝27敗1分 率.413 差8.5

 前年も広島が首位、ヤクルトが最下位だった。1位から6位のゲーム差は今年の方が広がっている。

 2019年5月のチーム成績

1 広島 25試20勝4敗1分 率.833
2 阪神 25試15勝9敗1分 率.625
3 DeNA 23試12勝11敗0分 率.522
4 中日 24試10勝14敗0分 率.417
5 巨人 23試9勝13敗1分 率.409
6 ヤクルト 26試5勝20敗1分 率.200

 広島が2002年8月の西武以来の月間20勝と圧倒。ヤクルトは対照的に月間20敗。1か月だけで両球団のゲーム差は15.5開いた。

【打者5傑】

○安打

1 高橋周平(中)40
2 バティスタ(広)38
3 鈴木誠也(広)36
4 西川龍馬(広)34
5 宮崎敏郎(De)33

○本塁打

1 バティスタ(広)10
1 坂本勇人(巨)10
3 鈴木誠也(広)8
3 村上宗隆(ヤ)8
5 ロペス(De)6

○打点

1 高橋周平(中)29
2 村上宗隆(ヤ)25
3 坂本勇人(巨)22
3 鈴木誠也(広)22
5 バティスタ(広)21

○盗塁

1 近本光司(神)10
2 鈴木誠也(広)7
3 大島洋平(中)6
3 野間峻祥(広)6
3 京田陽太(中)6

○打率(規定打席以上)

1 高橋周平(中).417
2 鈴木誠也(広).383
3 宮崎敏郎(De).367
4 西川龍馬(広).366
5 丸佳浩(巨).357

○RC(Runs Created)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味

1 鈴木誠也(広)30.35
2 バティスタ(広)25.77
3 高橋周平(中)25.22
4 坂本勇人(巨)23.37
5 宮崎敏郎(De)21.80

 中日の高橋が月間40安打、打率.417。広島のバティスタと巨人の坂本は10本塁打。阪神の新人近本は10盗塁。

投手はDeNA今永&広島レグナルト4勝、阪神ジョンソンは11ホールド

【投手陣】

○勝利数

1 今永昇太(De)4
1 レグナルト(広)4
3 大瀬良大地(広)3
3 柳裕也(中)3
3 ジョンソン(広)3
3 東克樹(De)3

○セーブ数

1 ドリス(神)6
2 中崎翔太(広)5
2 鈴木博志(中)5
2 山崎康晃(De)5
5 中川皓太(巨)3
5 梅野雄吾(ヤ)3

○ホールド数

1 ジョンソン(神)11
2 フランスア(広)7
2 藤川球児(神)7
2 ロドリゲス(中)7
2 R・マルティネス(中)7
2 一岡竜司(広)7

○奪三振数

1 今永昇太(De)36
2 大瀬良大地(広)31
3 柳裕也(中)30
3 大野雄大(中)30
5 小川泰弘(ヤ)27

○防御率(規定投球回数以上)

1 ジョンソン(広)1.44
2 今永昇太(De)1.78
3 アドゥワ誠(広)2.00
4 大瀬良大地(広)2.13
5 西勇輝(神)2.57

○PR(Pitching Runs)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回÷9で算出 リーグ防御率は3.98

1 今永昇太(De)8.08
2 大瀬良大地(広)7.218
3 ジョンソン(広)6.687
4 ブキャナン(ヤ)5.54
5 アドゥワ誠(広)5.52

 DeNAの今永が月間4勝、36奪三振も1位。広島レグナルトは救援で4勝2ホールド。阪神のジョンソンが11ホールドを挙げた。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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