西武秋山が月間41安打&9発、オリ増井が8セーブ…19年5月投打5傑【パ編】

西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

昨季よりも1位から6位が詰まった展開に、楽天ブラッシュは月間27打点

 令和最初の月、2019年5月度の成績を振り返ろう。

 パ・リーグ 2019年5月

○チーム成績

1 ソフトバンク 52試27勝23敗2分 率.540 差–
1 楽天 51試27勝23敗1分 率.540 差–
3 西武 50試26勝23敗1分 率.531 差0.5
4 日本ハム 52試26勝24敗2分 率.520 差1.0
5 ロッテ 50試23勝26敗1分 率.469 差3.5
6 オリックス 51試19勝29敗3分 率.396 差7.0

 ソフトバンクと楽天が並ぶ。4位の日本ハムまでは1差。

 昨年の同時期は以下の順位だった。

1 西武 48試29勝19敗0分 率.604 差–
2 日本ハム 50試29勝21敗0分 率.580 差1
3 ソフトバンク 49試26勝23敗0分 率.531 差3.5
4 オリックス 51試25勝25敗1分 率.500 差5.0
5 ロッテ 48試22勝26敗0分 率.458 差7.0
6 楽天 49試17勝31敗1分 率.354 差12.0

 前年に比べると、今年は1位と6位のゲーム差が少なく、混戦模様であることがわかる。

○2019年5月のチーム成績

1 西武 25試14勝11敗0分 率.560
2 楽天 26試14勝12敗0分 率.538
2 日本ハム 26試14勝12敗0分 率.538
4 ソフトバンク 25試12勝13敗0分 率.480
4 ロッテ 25試12勝13敗0分 率.480
6 オリックス 25試10勝15敗0分 率.400

 大勝、大敗ともになく、戦力的に拮抗していることがわかる。

【打者5傑】

○安打

1 秋山翔吾(西)41
2 近藤健介(日)35
3 西川遥輝(日)33
4 銀次(楽)32
5 グラシアル(ソ)31
5 大田泰示(日)31
5 ウィーラー(楽)31

○本塁打

1 デスパイネ(ソ)11
1 山川穂高(西)11
3 ブラッシュ(楽)10
4 秋山翔吾(西)9
4 レアード(ロ)9
5 グラシアル(ソ)8
5 浅村栄斗(楽)8

○打点

1 ブラッシュ(楽)27
2 デスパイネ(ソ)25
3 山川穂高(西)23
4 レアード(ロ)20
5 外崎修汰(西)19

○盗塁

1 金子侑司(西)10
2 源田壮亮(西)9
3 外崎修汰(西)6
3 荻野貴司(ロ)6
3 釜元豪(ソ)6
3 周東佑京(ソ)6

○打率(規定打席以上)

1 秋山翔吾(西).402
2 近藤健介(日).380
3 デスパイネ(ソ).366
4 グラシアル(ソ).356
5 銀次(楽).333
5 森友哉(西).333

○RC(Runs Created)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味

1 秋山翔吾(西)31.72
2 デスパイネ(ソ)28.00
3 近藤健介(日)23.86
4 山川穂高(西)22.69
5 ブラッシュ(楽)21.37

 西武の秋山が月間41安打、9本塁打、打率.402と大活躍。同僚の金子侑司は10盗塁。楽天のブラッシュが27打点を挙げた。

ホークス千賀は月間43奪三振&防御率1.75、オリ増井は8セーブ

【投手陣】

○勝利数

1 千賀滉大(ソ)3
1 高橋光成(西)3
1 十亀剣(西)3
 2勝 17人

○セーブ数

1 増井浩俊(オ)8
2 秋吉亮(日)7
3 増田達至(西)6
3 松井裕樹(楽)6
5 森唯斗(ソ)5

○ホールド数

1 平井克典(西)8
1 澤田圭佑(オ)8
2 宋家豪(楽)7
2 宮西尚生(日)7
5 石川直也(日)6
5 酒居知史(ロ)6

○奪三振数

1 千賀滉大(ソ)43
2 有原航平(日)32
3 二木康太(ロ)31
4 榊原翼(オ)29
5 涌井秀章(ロ)27
5 高橋光成(西)27

○防御率(規定投球回数以上)

1 山本由伸(オ)1.30
2 千賀滉大(ソ)1.75
3 榊原翼(オ)2.38
4 二木康太(ロ)2.67
5 涌井秀章(ロ)3.09

○PR(Pitching Runs)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回÷9で算出
リーグ防御率は3.98

1 千賀滉大(ソ)8.92
2 山本由伸(オ)8.23
3 榊原翼(オ)6.04
4 岩下大輝(ロ)5.32
5 二木康太(ロ)4.89

 ソフトバンク千賀、西武高橋光、十亀が月間3勝。オリックスの増井が8セーブ、西武の平井とオリックスの澤田が8ホールドを挙げた。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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