ナショナルズ・シャーザー 120球&15Kの熱投で3勝目

【ナショナルズ4-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ナショナルズのエース右腕、マックス・シャーザーが8回120球の熱投で今季自己最多となる15個の三振を奪い、今季3勝目(5敗)をマークした。8回裏二死二塁の場面で球数はすでに117球に達し、デーブ・マルティネス監督はマウンドに足を運んだものの、シャーザーは続投を志願。レッズの強打者、ジョーイ・ボットーを3球で見逃し三振に仕留め、自身の快投を締めくくった。8回表に2点を追加し、3点リードで最終回を迎えたナショナルズは、クローザーのショーン・ドゥーリトルが三者凡退に抑えて4対1で勝利。レッズ先発のソニー・グレイは5回2失点で今季5敗目(2勝)を喫した。

1回表一死二塁からアンソニー・レンドンのタイムリーで先制したナショナルズは、4回表二死二塁のチャンスでカート・スズキがセンター左へのタイムリー二塁打を放って2点目。4回裏にシャーザーがボットーとデレク・ディートリックの連続二塁打で1点を失ったものの、8回表には二死満塁からブライアン・ドージャーのタイムリーで貴重な2点を追加した。シャーザーは2回裏から3回裏にかけて五者連続三振を奪うなど、序盤からハイペースで奪三振を積み重ね、三者三振を奪った6回裏には早くも2ケタ奪三振に到達。最終イニングとなった8回裏は、先頭のタッカー・バーンハートに二塁打を許したものの、ホゼ・ペラザをファーストフライに打ち取り、ニック・センゼルとボットーから連続三振を奪って2018年5月16日(現地時間)のフィリーズ戦以来となる1試合15奪三振を達成した。

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