ビッグイトロッドの気になるQ&A
ビッグバスの豪快なバイトと強い引きを味わえる『ビッグベイトゲーム』。
重たいビッグベイトを投げるためには、専用のビッグベイトロッドが必要です。最初にビッグベイトロッドを購入する際、多くのアングラーが気になっている疑問についてお答えします。
Q1：ビッグベイトロッドを流用出来る釣り方は？
ビッグベイトロッドは、重量級ルアーやパワーが必要となる釣りに流用できます。
例えば、アラバマリグやマグナムクランクのキャスティング、フロッグやパンチングでのカバー攻略などに使えます。
思っているよりも意外にビッグベイトロッドが流用出来る釣り方は多いです。
Q2：フリッピングロッドとの違いって何？
ビッグベイトロッドと同じような長さや硬さを持つロッドに、フリッピングロッドがあります。
この2種類のロッドの大きな違いは「テーパー」にあります。ビッグベイトロッドはビッグベイトを遠投するため、柔軟性を持ったレギュラーテーパーからスローテーパーが採用されています。
一方フリッピングロッドは、その多くがファストテーパーでフリッピングやピッチング以外のキャスティングにはあまり向かない特徴があります。
Q3：ベイトリールはどんなものがいい？
ベイトリールは十分なラインキャパシティを持ったモデルが必要です。目安はナイロン20ポンドが100メートル巻けること。
一般的なバスルアー向けのベイトリールでは、ビッグベイトで使う太いラインはほとんど巻けないので覚えておきましょう。またボディにアルミなど強度の高い素材が使われていて、過酷なビッグベイトゲームに耐えうる耐久性を持ったモデルがおすすめです。
ビッグベイトロッドを選ぶ際の3つのポイント
ビッグベイトロッドといってもその種類は様々。選び方の基準を抑えたうえで自分に合ったモデルを選ぶようにしましょう。ここではビッグベイトロッドを選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。
Point①：長さ
ビッグベイトロッドの長さは7～8フィート前後がおすすめ。長さがあることでキャスティング時にビッグベイトの重さをしっかり感じつつ投げることができ、リトリーブ時のコースコントロールもしやすくなります。
Point②：硬さ
ビッグベイトロッドの硬さは、H（ヘビー）以上を選びましょう。メーカーによって多少表記が異なりますが、XHやX（どちらもエクストラヘビー）、H（ヘビー）といったスペック表記を目安に選んでみてください。
Point③：適合ルアーウェイト
適合ルアーウェイトもビッグベイトロッド選びで注目しておきたいポイント。使用を想定したビッグベイトをキャストできるちょうどよいモデルを選びましょう。
適合ルアーウェイトは硬さの表記だけでは判断出来ないので、スペック表の記載を参考にしながら選んでみてください。
ビッグベイトロッドのおすすめランキングTOP10
ここでは、元釣具屋としての知見と大手通販サイトにおける評価をもとに、おすすめのビッグベイトロッドをランキング形式でご紹介します。
この中から選べば間違いなしのモデルをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
第10位：エバーグリーン フェイズ PCSC-74X ブラックアクテオン
肉厚ローテーパーでビッグベイトに必要なパワーと柔軟性を持たせたブラックアクテオン。ただ硬いだけでないブランクスが、ビッグベイトのキャスト・リトリーブコントロールを行いやすくしてくれます。4オンスまでのビッグベイトの使用を想定している方におすすめです。
第9位：ツララ モンストロ 82 アンドレ
モンストロ 82 アンドレは驚異的なパワーが魅力のロッドです。キャストできるルアーウェイトはなんと最大1キロ。40センチクラスのバスと同じくらいの重さのルアーまで投げられると考えれば、そのパワーが理解出来るでしょう。超大型のビッグベイトでロクマル越えのビッグバスだけに狙いを絞りたい方はぜひ手にしてみてください。
第8位：シマノ エクスプライド 1710H+-SB
エクスプライド 1710H+-SBはビッグベイトをはじめ、マグナムクランクなど巻きの釣りに特化させてある1本。以前のモデルよりも軽く、そして高いバランスを実現してあるのが特徴です。シマノが力を入れれば、この価格でこの性能を実現出来るんだと強く感じられるロッドに仕上げられています
第7位：メジャークラフト NEWバスパラ ベイト BXC-702X
ビッグベイト用ロッドとして極端すぎるとも言える、実売1万円以下を実現したバスパラ シリーズ最強モデル。ビッグベイトの釣りはもちろん、ヘビーカバーのパンチングも得意としています。価格を抑えてビッグベイトロッドを手にしたい方、パワーゲームをまずは体験してみたい方におすすめの1本です
第6位：シマノ ポイズングロリアス 174XH-SB
ポイズングロリアスは、シマノとジャッカルがコラボして開発された上位機種。174XH-SBは一般的なビッグベイトロッドよりも少し上の5オンスクラスまで対応出来るのが魅力。幅広い大きさ・重さのビッグベイトを使ったゲームを展開することが出来ます。以前のモデルより軽量化されたその自重にも注目です。
第5位：ガンクラフト Killers-00 DEAD SWORD KG-00 6-710EXH
S字系ビッグベイトの元祖・ジョインテッドクローを手掛けたガンクラフト。KG-00 6-710EXHはそのジョインテッドクローの性能を最大限引き出すためのロッドです。このロッドで本物の魚を思わせるビッグベイトのアクションを引き出せば、ビッグバスも躊躇なく口を使ってきてしまうことでしょう。
第4位：シマノ ポイズンアドレナ 174H-LM
ポイズンアドレナは、シマノとジャッカルがコラボした中でも価格が抑えられたシリーズ。価格は抑えてあるものの「フルカーボンモノコックグリップ」を採用してあり、感度と軽さは上位機種と肩を並べるほどのもの。174H-LMはビッグベイトロッドでは特に軽い自重130グラムで、軽さ重視のアングラー必見の1本です。
第3位：メジャークラフト 弁慶 ベイト BIC-702X
パワーゲーム入門に最適なBIC-702Xは、実売1万円前半の嬉しい価格設定が魅力の1本。パワフルなビッグバスに対応するため、ブランクスだけでなくガイドセッティングにもこだわっています。また2ピース仕様となっているので、1ピースやバットジョイントでは持ち運び面が気になるといった人にもおすすめです。
第2位：アブガルシア ホーネットスティンガープラス HSPC-671X-BB
HSPC-671X-BBは、ボートから近距離でビッグベイトを使いたいと考えている方におすすめ。少し短めの6.7フィートのレングスが、キャストとアクションのコントロールを容易なものとしてくれます。ビッグベイトをサーチベイトとして使い、追ってきたバスをほかのタックルで食わせに持ち込むなんて使い分けにもおすすめのモデルです。
第1位：シマノ ゾディアス 175XH
全50アイテムの驚異的なラインナップと、高いコストパフォーマンスで人気のゾディアス。175XHはビッグベイトのロングキャストだけでなく、ラバージグやテキサスリグを繊細に扱える細やかさも兼ね備えた1本です。バスフィッシングの本場・アメリカと日本でテストを繰り返されたことも考えると、最も買いなビッグベイトロッドではないでしょうか。
ビッグベイトロッドで記録級のビッグバスを！
食ってきたらビッグバス確定のドキドキ感は、ビッグベイトの釣りでしか味わえないもの。群れでビッグベイトを追ってくる姿や豪快なバイトシーンを目にしてしまうと、ビッグベイトゲームのとりこになってしまうことでしょう。お気に入りのビッグベイトロッドを手にフィールドへと向かえば、いきなり記録級のビッグバスがヒットしてくるかもしれません。
