社員に強制転勤命令を下した大企業ミツカンに「理由があったのでは?」と安藤優子らが大忖度

大企業にも?(画像は著書『ひるまない』より)

「スポンサーへの忖度気持ち悪い」と安藤優子さんらに非難が殺到しています。お家騒動中のミツカンの会長を「グッティ」で全力擁護する様子に、SNSでは「忖度発言」「すごい違和感」と不快感を持った視聴者が大勢いたようです。

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ミツカンの会長である中埜和英氏を、娘婿の中埜大輔氏が『身に覚えのない罵倒や不当な配転などひどいパワハラを受けた』として告発したという「ミツカンお家騒動」。

和英氏の次女・聖子氏と結婚し、中埜家に婿入りすると同時にミツカンに入社した大輔氏ですが、入社直後から和英氏と妻の美和副会長から身に覚えのない罵倒や些細なことでの叱責をされるようになったといいます。そして結婚してわずか1年後、「ミツカンを退職せよ」との勧告を受けたそうです。

その後、大輔氏夫妻の間に男児が誕生すると「孫を私の養子にする」と和英氏が息子を渡すように迫ってきます。『義理の両親にとって、息子が誕生すれば私は用済みだったのでしょう』と大輔氏は語っていたそうです。

そして、親子3人で英国に居を移していた大輔氏に単身日本への異動が指示されます。大輔氏はこの配転命令を『自分を家族から引き離すため』の不当なものであるとして、名古屋地裁に仮処分を申し立てました。

2016年3月名古屋地裁から不当配転との主張を認められ、異動を無効とする仮処分が下ったそうですが、今も大輔氏は日本に一人で暮らしており親子3人の生活は実現できていないそうです。

この一連の騒動を「グッティ」で報道した際の『理由もなく会長がそんなひどいことをするとは思えない』といった安藤優子さんの発言や、その他会長を全面擁護するような出演者の反応に違和感を持った視聴者が大勢いたようです。

「安藤優子さん、またおかしなことを…ミツカン娘婿さんのうけた仕打ちは仕事のレベルに関わらず問題でしょ」
「さすがテレビ側の忖度発言。大手スポンサーの悪口になる様なコメントは一切せず、逆に会長側の味方に付く安藤MC」
「安藤優子の権力(ミツカン会長)への忖度が露骨すぎて違和感しかない…」
「グッディ安藤さん、仕方ない仕方ないって話にしたいみたいだけど、いじめモラハラパワハラも、そうさせる方が悪い仕方ないって話する人と同じ感覚に思えて、すごい違和感」

とSNSでは安藤さんや出演者に非難の声が上がっていました。

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一方からしか情報が出てきていないという中で、まだ口を噤んでいる会長を全面的に擁護という報道は、そこに「忖度」があったからではと多くの方が感じるのは当然の事の様に思います。それに加え『理由があればパワハラやモラハラをしてもいい』という意味合いにとれる発言は軽率だったのではないしょうか。

差別発言や印象操作ではなく、事実のみが報道されることを視聴者は望んでいるはずです。(文◎絹田たぬき)

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