30年ぶりに、ロンドン塔でワタリガラスの赤ちゃん誕生

4月23日、ロンドンにある中世の城塞、ロンドン塔に住むワタリガラス、フギンとムニンの間に4羽の赤ちゃんが誕生し、元気に育っている。

「ワタリガラスがロンドン塔からいなくなれば、国家に危機が訪れる」と信じられているロンドン塔で雛が生まれたのは30年ぶりとなる。「イブニング・スタンダード」紙が伝えた。

ワタリガラス(Raven)

ワタリガラスのお世話をするレイブンマスターとして13年間務めるクリストファー・スカイフさんは、「父親になったようでうれしい」と語った。

聖ジョージの日に生まれたことにちなみ、1羽は「ジョージ」または「ジョージア」と名付けられるという。

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