保育カンパ金問題 保育士や保護者不信感高まる

 保育カンパ金問題で、カンパ金を集めていた県保育連盟連合会(県保連)に対し、保育士や保護者の不信感が高まっている。カンパ金が自民党系の政治団体に上納され、国会議員の政治資金パーティー券の購入費用や高額な会食費などに充てられていた疑惑が本紙報道で発覚したが、県保連からは何の説明もない状態が続く。保育士や保護者からは「実態を調べて説明責任を果たすべきだ」との批判が高まっており、法令順守意識を問う声も上がっている。

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