久保建英の移籍も!中断期間後は状況が一変するJ1優勝争いの行方!

国際Aマッチデーのため、J1リーグは第14節後に中断期間に入った。各クラブから代表選手が選出されているが、中断期間後は順位に動きがありそうだ。

J1リーグは第14節を終えて中断期間に入った。6/3~6/11が国際Aマッチデーと定められているからである。この期間にキリンチャレンジカップを戦う日本代表には、欧州組も含めて各クラブから主力選手が招集された。しかし、その後立て続けに出場するコパ・アメリカは国際Aマッチデーの期間に当たらないため、Jクラブは主力を抜かれた状況でリーグ再開を迎えることになる。しかも欧州組の多くが招集できない今大会は、Jクラブから招集された選手が多い。このことは今シーズンの優勝争い、または残留争いを占う大きなポイントだろう。

明治安田生命J1リーグ 順位表:Jリーグ.jp

開幕直後からトップを走り続けているFC東京。しかし、久保建英の欧州移籍がほぼ決定的とされており戦力ダウンは否めない。そのFC東京を追うのが川崎フロンターレだ。2連覇中の王者は、序盤は勝ち星を挙げられず、ACLも敗退となってしまったが、ここに来てジリジリと順位を上げてきた。やはり今シーズンも優勝争いに加わってくるだろう。この2チームにとって驚異となるのは、外国人選手が好調な横浜F・マリノスと名古屋グランパスだろうか。鹿島アントラーズ、サンフレッチェ広島も優勝を狙える位置にいる。ダークホースと思われた大分トリニータは失速してしまったか。気になるのは勝ちきれずに順位を上げられない浦和レッズだ。毎シーズン目まぐるしく順位が入れ替わるJ1リーグだが、今シーズンも混戦の様相を呈している。

© 株式会社愛幸