シーサイドライン、きょう4日午前11時から手動で運行再開 

 横浜市の新交通システム「金沢シーサイドライン」の車両が新杉田駅(同市磯子区)で逆走し14人が負傷した事故で、運行会社は4日午前11時からから手動運転で運行再開すると発表した。全線での再開となり、10分間隔で運行する。当面、朝夕のラッシュ時には代替輸送バスを並行して運行する。

 同社は3日深夜から翌4日未明まで、手動運転による早期再開を目指し、新杉田―金沢八景間で手動での試運転を実施。事故車両以外の15編成のブレーキや信号、自動列車制御装置(ATC)などの機能を確認した。

 運行会社の第三セクター「横浜シーサイドライン」(同市金沢区)の三上章彦社長らが4日、緊急会見で明らかにした。

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