リバプールのイングランド代表FWダニエル・スターリッジは、6月で満了となる契約の話は避け、今はUEFAチャンピオンズリーグ優勝の美酒に酔いたいと語った。
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29歳のスターリッジは、リバプールが2-0でトッテナム・ホットスパーを下し、14年ぶりのチャンピオンズリーグ制覇した瞬間をベンチで見届けた。自身の去就について注目される中、スターリッジは「信じられないような時間を過ごした。来シーズン以降については話すつもりはない」とコメントした。「今重要なのは、僕たちが長い間努力して優勝したこの瞬間を祝う事だ。ついに僕たちはCLを勝ち取ったんだ。僕にとってCL制覇は2度目だけど、チェルシーで初めて獲得した時と同じぐらい嬉しいよ」。
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リバプールに7年在籍しているスターリッジは、3回カップ戦決勝で敗れ、プレミアリーグも2回タイトルを目前にして逃した経験を持つ。いくつも体験した苦難を、リバプールは乗り超えることが出来たとスターリッジは誇らしげに言及した。「優勝を逃してきた心の痛みは決して消えない。勝利と敗北では大きな違いがある。勝った時の高揚感は何にも変えられないものだし、何度も味わおうと思うね。このチームの団結力は素晴らしい。あまりプレーできていない選手でさえも愚痴を言わないんだ」。
