厚木市飯山の「あやめの里」で、ハナショウブが見頃を迎えている。9日には郷土芸能などが披露される「あつぎ飯山あやめ祭り」も開催される。
あやめの里は、地域活性化の一環で休耕田を活用。計5千平方メートルに20種類3千株ほどが、地元住民有志らの手によって植栽されている。見頃は今月中旬ごろまでという。
2日に家族と訪れた同市松枝地区の自営業の男性(75)は「花が好きで、近所なので毎年来ている。たくさん咲いているが、つぼみもあり、まだしばらく花を楽しめそう」と話していた。
実行委員会主催の祭りは、午前10時~午後3時。飯山温泉芸妓(げいぎ)衆の花見踊りや飯山白龍太鼓の披露、写真撮影会などがある。小雨決行。