CL優勝の次は補強だ!リヴァプールが狙う10名のスター選手

先日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でトッテナム・ホットスパーを2-0で撃破し、念願のヨーロッパ制覇を成し遂げたリヴァプール。

大きな収入が見込まれる一方、イングランドのハードスケジュールに加えて来季は突如クラブワールドカップまで復活することになり、昨年以上の過密日程が予想される。

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しかもダニエル・スターリッジやアダム・ララーナらが退団しようとしている中で、どんな補強を狙っているのか?この数日間でメディアに載った名前をまとめてみよう。

マタイス・デ・リフト(アヤックス/DF)

『Bild』によれば、リヴァプールはアヤックスの主将デ・リフトの獲得に向けて動いているという。フィルヒル・ファン・ダイクとのオランダ代表コンビがマージーサイドに誕生するのか。

彼にはバルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが接近していると言われたが、記事によればチャンピオンズリーグの優勝がデ・リフトにリヴァプール入りを前向きに考えさせているという。ただ、リヴァプールは撤退したという報道もあったが…。

アドリアン(ウェストハム/GK)

シモン・ミニョレが今季限りでチームを離れる可能性が高くなっており、キーパーの補強が必要だと言われるリヴァプール。しかしアリソンが絶対的な存在であるため、セカンド前提の獲得になることが難しい。

その中で有力と言われているGKの一人が、夏にウェストハムとの契約が満了になるアドリアンだ。プレミアでは今季出場なしだったが、経験は豊かで実力も確かである。

ただ、ウェストハムの共同会長デイヴィッド・ゴールドは「アドリアンは出場機会を得たいと考えている」と話しており、その希望にリヴァプールは合致しないだろう。

ジェームズ・マディソン(レスター/MF)

今夏様々なクラブに狙われている「プレミアリーグ屈指の若手司令塔」は、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナム、そしてリヴァプールが狙っていると言われる。

『Independent』によれば、ポールポジションにつけているのはユナイテッドであるとも。移籍金は6000万ポンド(およそ87.32億円)近くになるそうだが…。

デール・フライ(ミドルズブラ/DF)

この中では最も知られていない選手であろうが、2部のミドルズブラで非常に印象的なプレーを見せた21歳のセンターバックだ。今季トニー・ピューリス監督のチームで公式戦39試合に出場し、存在感を見せた。

『Northern Echo』はリヴァプールが彼のプレーを見るためにスカウトを送っていることを伝えている。デ・リフトを獲得できない場合はこのような若手を加えてみるというのもいいかもしれない。ファン・ダイクの隣でプレーすればすぐに成長するだろう。

ギャレス・ベイル(レアル・マドリー/FW)

『Daily Star』の報道によれば、レアル・マドリーで居場所を失ってしまったギャレス・ベイルの移籍先候補は古巣のトッテナムと、そしてリヴァプールなのだそうだ。

ジャーナリストのエドゥアルド・インダは「チャンピオンズリーグのファイナリストのどちらかに移籍する可能性が高い。トッテナムの場合はエリクセン+多額の金銭になる」とレポートしていた。

とはいえ、インテンシティの高いサッカーを志向するユルゲン・クロップ監督が怪我がちな彼を獲得するために大枚を叩くとは思えないが…。

イジー・パヴレンカ(ブレーメン/GK)

アドリアンと同じく「ミニョレの後継者」として候補に上がっているゴールキーパーの一人がチェコ代表のパヴレンカだ。メディアでは「ロリス・カリウスとのトレード+金銭になるのでは?」とも伝えられた。ユヴェントスも興味を示しているとか。

しかしブレーメンのディレクターを務めるフランク・バウマンは「パヴレンカがチームを去る可能性はないし、オファーも来ていない」と『Weser-Kurier』に向けて話している。

アドリアン・ラビオ(PSG/MF)

今季でPSGとの契約が満了になるフランス代表ボランチのラビオ。そのためにほぼ半年間出場機会を奪われ、完全に戦力外となっている。

彼には現在マンチェスター・ユナイテッドが接近していると伝えられているが、『Le10sport』によればラビオ自身はリヴァプールへの移籍を目指して交渉を進めているという。とはいえ、クロップ監督がそれを好むかは不透明だが…。

マックス・クルーゼ(ブレーメン/FW)

ラビオと同じく今季限りでフリーエージェントになるクルーゼ。ドイツ代表経験を持つ31歳のアタッカーには、バイエルン、ローマ、フェネルバフチェ、そしてリヴァプールが接近していると『Sunday Express』が伝えている。

ディヴォック・オリギやライアン・ブリュースターがいるとはいえ、ダニエル・スターリッジやアダム・ララーナらが退団する可能性があると言われているリヴァプール。前線の層をフリーの選手で厚くできるならば願ったり叶ったりであるが。

ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング/MF)

イタリアでブレイクしポルトガルに再輸入された「点が取れる司令塔」ブルーノ・フェルナンデス。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が非常に好んでいるという。

ただ、先日の『Mirror』の報道で一気に流れが変わった。彼は自ら「マンチェスター・シティよりリヴァプールの方が好きだ。ダイレクトなスタイル、より攻撃的なもの。シティほど組織化されていないが、激しいサッカーだ」とハッキリ言っちゃった。

なお、リヴァプールの他にもトッテナムやマンチェスター・ユナイテッドが狙っていると伝えられている。

ナビル・フェキル(リヨン/FW)

『Express』によれば、リヨンでプレーしている左利きのMFフェキルを獲得に動いているのはマンチェスター・シティとリヴァプールだという。

今季も29試合で9ゴール7アシストを記録した彼は、かつて苦しんだ怪我から完全に回復。高いテクニックとゴールセンスをフランスで見せつけている。

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ただレポートによれば、リヨンは5300万ポンド(およそ77.13億円)を求めているものの、膝の怪我が再発することを懸念しているリヴァプールの側は値下げを要求しているそうだ。

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