DeNA 商用車向け事故削減支援サービス「DRIVE CHART」を提供開始

ディー・エヌ・エー(以下DeNA)は、6月4日、AIとIoTを活用した商用車向け交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART(ドライブ チャート)」の提供を開始した。集積したビッグデータを活用して、自治体や警察などの各ステークホルダーと連携し、道路の保全・道路管理・防犯・防災など、社会全体の交通環境改善を目指す。

「DRIVE CHART」は、商用車向けのサービスで、設置した車内外を写す専用車載器の映像、加速度センサーやGPSを元に、AI(画像認識技術)を用いて危険運転状況を可視化し、運転特性をドライバー自身だけでなく管理者と共に把握・改善することができるサービスだ。運転状況の振り返りや、運転特性に応じた指導を行うことで、交通事故削減の効果が期待できる。

JVCケンウッドと共同で開発した専用車載器に内蔵された加速度センサー/GPSによる車の挙動だけではなく、車内外向けカメラの映像を車載器内で即座にAIで解析し、地図情報などと組み合わせることで、習慣化された危険運転行動やドライバーの状態に潜むリスクまで検出可能だ。

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