オリオールズ・セベリーノが1試合3本塁打の大暴れ

【オリオールズ12-11レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

オリオールズは4番のドワイト・スミスJr.が11号3ランを含む3安打6打点、5番のペドロ・セベリーノが6号ソロ、7号2ラン、8号ソロを放って3安打4打点の大活躍を見せるなど、15安打12得点の猛攻。7点リードで迎えた9回裏にレンジャーズの猛反撃に遭い、1点差まで追い上げられたものの、なんとか逃げ切って12対11で勝利した。オリオールズ先発のディラン・バンディは5回96球3失点と試合を作り、今季3勝目(6敗)。1点差に追い上げられた9回裏二死一塁の場面で登板したマイケル・ギブンズは、デライノ・デシールズとエルビス・アンドルースを連続三振に仕留め、今季5セーブ目をマークした。

昨季までのメジャー4シーズンで通算4本塁打だった25歳の捕手が、まさかの1試合3本塁打を記録し、球界を驚かせた。初回にスミスJr.の11号先制3ランに続いて二者連発となる6号ソロを放ったセベリーノは、3回表の第2打席で空振り三振、4回表の第3打席でショートライナーに倒れたものの、7回表の第4打席ではヒットで出塁したスミスJr.を一塁において左中間への7号2ラン。9回表一死走者なしの場面で回ってきた第5打席ではセンターへの8号ソロを放ち、オリオールズでは2017年8月18日(現地時間)のエンゼルス戦のマニー・マチャド以来となる1試合3本塁打をマークした。ナショナルズからオリオールズへ移籍した今季は、ここまで34試合に出場して打率.288、8本塁打、OPS.937と打撃好調。マイナー通算OPS.642の男が意外すぎる活躍を見せている。

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