カブス・ボーティが7号3ラン含む4安打7打点の大暴れ

【ロッキーズ8-9カブス】@リグリー・フィールド

カブスは「8番・二塁」で先発出場したデービッド・ボーティが7号3ランを含む4打数4安打7打点の大暴れ。チームの9得点のうち7点を一人で叩き出し、チームの勝利に大きく貢献した。3回裏の第1打席でライトへのヒットを放ったボーティは、5回裏に先制の7号3ランを放ち、6回裏二死満塁のチャンスでは走者一掃のタイムリー二塁打。8回裏には二死一・二塁からライトへのタイムリーで9点目を叩き出し、結果的にこの一打が勝敗を分ける結果となった。カブス先発のダルビッシュ有は5回まで無失点に抑えたものの、6回表にノーラン・アレナードのタイムリーで1点を失い、一死一・三塁となったところで降板。残した走者が生還したため、ダルビッシュには3失点(自責点2)が記録された(勝敗つかず)。

ボーティの一発で先制した直後の6回表にアレナード、ライアン・マクマーンのタイムリーなどで3対3の同点に追い付かれたカブスは、その裏に無死一・二塁からアンソニー・リゾーのタイムリーで勝ち越しに成功。さらにウィルソン・コントレラスの押し出し死球とボーティの3点タイムリー二塁打でリードを5点に広げた。7回表にはトレバー・ストーリーのタイムリー、デービッド・ダールの2点タイムリー三塁打などで4点を失い、1点差に追い上げられたが、8回裏にボーティがリードを2点に広げるタイムリー。抑えのスティーブ・シーシェックが9回表にダールのタイムリーで1点を失うも、なんとか1点差で逃げ切った。ダルビッシュは6回途中まで95球を投げて被安打3、奪三振5、与四球3、失点3(自責点2)という内容。今季の防御率は4.88となった。

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