ゆずが「クレヨンしんちゃん」に初登場だゾ!! ゆずマンショートアニメも!

2018年7月からテレビ朝日系アニメ「クレヨンしんちゃん」(金曜午後7:30)の主題歌となったゆずの「マスカット」。ゆずは、2015年公開の「映画 クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」の主題歌「OLA!!」を手掛けたこともあり「クレヨンしんちゃん」とは何かと縁が深い。そしてこの度、満を持してゆずの2人がアニメ本編に登場することが決定した。

ゆずの北川悠仁と岩沢厚治が本人役でアフレコに挑戦したのは、6月14日放送の「ゆずがやってきたゾ」というおはなし。埼玉へライブに来たゆずの2人が、しんのすけたちと出会い、ゆーじんお兄さん(声・北川悠仁)が失くしてしまった大切なタンバリンをみんなで探すという内容。ゆずが本人役として声優を務めるほか、代表曲「夏色」を歌唱し、さらに随所に聞こえるタンバリンとギターの効果音も本人たちが担当する。さらに、番組のオープニングにも登場している、ゆずのマスコットキャラクター・ゆずマンが登場するショートアニメも6月7日、14日の2週にわたって届ける。

ゆずの2人は、アニメ本編のアフレコに先だって行われた、ゆずマンが登場するショートアニメのアフレコを見学。2人は、ゆずマンの声を担当する潘めぐみの演技に感銘を受けた様子で「すばらしい!」「最高!」と口々に言いながら、テンションを高めて録音ブースへ向かった。

いざアフレコとなった2人だが、いつもマイクを前にしている歌とは勝手が違うようで、「声優さんは本当にすごい!」と感嘆しきりの様子。しかし、コツをつかみ始めると、2人で同時に発する難しいセリフも息をぴったりに合わせ、アフレコは無事に終了。そして声優としての収録の後は、アニメ本編で流れる「夏色」の歌収録に挑んだ。アニメーションスタッフが楽曲の世界をイメージした絵を描き、その絵に合わせて歌を収録していった。そうして収録した歌に合わせて、今度はアニメのタイミングを調整するという特殊な制作方法が採られたという。

今回のアニメとのコラボについて北川は「すごくびっくりしました。主題歌をやらせていただき、僕らのゆずマンというキャラクターもオープニングでしんちゃんと一緒に出させてもらい、それだけでもすごく光栄なのに、まさか自分たちが登場することになるとは思ってもいませんでした。ちょっとした出演なのかと思ったら、がっつりセリフがあって、そこでもまた驚きました(笑)」と喜びを明かした。

また、岩沢も「すごく光栄なお話だなと思いました。僕たちは声優の経験はほぼないので、スタッフさんもきっと優しくしてくれるだろうと予想していたんですが、意外と要求が高くて本当に一生懸命やりました。他の声優さんやアニメ本編のお邪魔になっていなければいいなと、今から編集が心配でなりません…大丈夫かなぁ(笑)」と慣れないアフレコの仕上がりへの不安を口にした。

最後に岩沢は、「しんちゃんに登場させていただけたのは、すごく光栄なことです。ただ声の演技に関しては、温かい目で見守っていただければと思っておりますので…どうぞよろしくお願いいたします(笑)」と述べ、北川は「しんちゃんと出会ってから4年以上たちますが、僕らも徐々にしんちゃんファミリーの一員になっているというか、いろんな可能性がたくさんあって、楽しんでいます。その気持ちが今回のアニメで伝わったらいいなと思います」とアピールした。

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