NHK杯県高校野球 創成館と佐世保実が決勝へ

【準決勝、九州文化学園ー創成館】先発して4回1失点と好投した創成館の鴨打(右) 【準決勝、長崎総合科学大付ー佐世保実】3回裏佐世保実2死二塁、佐世保実の丹羽が中前へ同点適時打を放つ=県営ビッグNスタジアム(左)

 第67回NHK杯県高校野球大会第4日は8日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝2試合が行われ、創成館と佐世保実が決勝に進んだ。
 創成館は九州文化学園を3-1で退けた。初回に松尾、右近の連打で1死二、三塁として、深見の二ゴロの間に先制。四回に追いつかれたが、五回に松永の適時二塁打で勝ち越すと、六回に松本の犠飛で1点を加えた。投げては左の鴨打、右の坂口とつなぎ、8安打1失点と要所を締めた。
 佐世保実は長崎総合科学大付に7-2で逆転勝ち。0-1の三回に丹羽の適時打で追いつくと、五回に織田、樋口、丹羽の長短3連打で2点を勝ち越した。八回に再び1点差に迫られたが、直後に相手守備の乱れに乗じて好機をつくり、スクイズなどで4点を追加。3人の継投で逃げ切った。
 最終日は9日午後1時5分から、ビッグNで決勝を実施する。

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