日焼けNO!オシャレYES!女性も納得の「コロンビア」の帽子 アメリカ発のアウトドアブランド「コロンビア」は、帽子のラインナップが豊富。そのなかでも「日焼けしたくない」「汗で蒸れるのはイヤ!」「コーディネートを楽しみたい」といった“女性のリクエスト”にかなった商品を紹介します。縦走登山からハイキングまで、快適な帽子を機能で選びましょう。

女性が帽子に求めるのは、4つのポイント

女性にとって、山でいちばん気になるのは「日焼け」ではありませんか? 日焼けを予防するための必須アイテムが帽子です。
でも帽子の役割は日よけだけではありません。雨の時には頭が濡れるのを防いでくれたり、登山コーディネートのアクセントになってくれたりと、役割に合った選び方をすれば、登山をより楽しく快適にしてくれるアイテムなのです。

今回紹介するのはアメリカ発のデザインで、登山者だけでなくオシャレ感度の高いキャンパーにも人気のメーカー「コロンビア」。女性が帽子に求める4つの要素と、それら全て押さえた最強帽子をチェック!

その1:首も日焼けをしたくない!

紫外線から顔や頭を守るものには、「帽子のツバ」「UPF(紫外線保護指数)」の2つがあります。
ツバは影を作ることで、直射日光が当たることを防いでくれます。一方、UPFは生地が紫外線を遮断する効果を数値化したもので、帽子の中の頭皮も守ってくれます。このUPFの値は50+が最大となり約98%の紫外線を防いでくれます。

日焼けをしたくない女性でも、うっかり忘れがちなのが「首の後ろ」の日焼け対策。ツバが前面だけのキャップタイプより、全周にツバがついたハットの方がより防御効果があります。またサンシェード付きの帽子であれば、首までしっかりガードしてくれます。

クールヘッドゼロブーニー
「オムニフリーズゼロ」という冷却効果のある生地をサンシェードに使用。サンシェードを使わないときはツバにあるポケットに収納できるので、デザイン的に普通のブーニーとして使えます。

マミースロープパスウィメンズハット
周囲に施されたベンチレーションで帽子内の蒸れを軽減してくれます。首元までしっかり覆えるサンシェードは面テープで止めれば、風が吹いてもパタパタしにくく、余計な気を配らなくてOK。絶対日焼けしたくない、蒸れるのもイヤ!という人におすすめです。

その2:雨に濡れたくない!

登山中の急な雨。レインウェアを羽織るまでの間、視界を確保しつつ髪や頭を濡らさずに守ってくれるのが防水・撥水効果のある帽子です。

撥水効果のある帽子は生地表面の雨を弾くだけなので、一時的な小雨向き。しっかりと雨を防ぎたい場合には、防水効果に加えて縫い目からの水の侵入を防ぐシームテープ処理されたものがベストです。またレインウェアと一緒に着る場合は、フードを上からかぶりやすいキャップタイプがおすすめです。

ウォータータイトキャップ
UPFによる紫外線に対する保護機能はないですが、前面のツバで顔に影を作ってくれます。無雪期の登山での急な雨にも対応できるレインキャップ。防水透湿性と吸湿速乾性のW効果で、縦走など長時間着用にも適しています。

モララレイクバケット
防水透湿素材にシームテープ処理が施されており、レインハットとしても使えます。紫外線保護指数も高く、雨からも紫外線からも守られたい人に。

ボンバークレストピークパッカブルハット
ザックに忍ばせておきたいパッカブルタイプ(=内側ポケットに本体を収納できる)のレインハット。UPF50と撥水性を備えており、晴雨両方に対応できます。森でのハイキングなど必要な時だけ使いたい人におすすめ。

その3:汗で蒸れるのはイヤ!

歩いているうちに汗をかき、顔だけでなく頭もムシムシジメジメ。そんな時におすすめなのが、メッシュ素材を多用した通気性のいい帽子です。吸湿速乾効果のあるものを選べば、汗で濡れた帽子も乾きやすいので不快感が軽減されます。

ボラボラ(ブーニーII、プリントブーニー)
シンプルな無地と派手なプリント、好みのデザインを選べます。吸水速乾素材で帽子内部の汗を発散しつつ、メッシュの通気性の良さも加わるので、好天時の縦走などには快適。後頭部にドローコードがついているので、風の強い稜線上でも飛ばされにくくなっています。

リバートゥーロックブーニー
頭周りに換気用スリットが入っており、蒸れを防ぎます。汗止め部分に吸水速乾生地を使用しているので、歩きながら汗を拭くのが面倒くさい!という人にはもってこい。あご紐は取り外し可能。

テックシェイドハット
肌触りが柔らかでかぶり心地のいいキャップ。サイドのメッシュで蒸れも防いでくれます。広めのツバは日差しから顔をガードしてくれます。カラーバリエーションもシンプルなのでキャップ初心者にはコーディネートしやすいです。

その3:かわいい柄物がいい!

「コロンビア」の帽子は音楽フェスでもオシャレな女性の定番アイテム。その理由は「柄物」のバリエーションの多さです。
特に女性に人気なのは、チェック柄のある「シッカモアブーニー」。ただしこちらはコットン100%なので、晴天時のハイキング~日帰り登山での着用がベターです。天候の変化が激しい高山や1泊以上の登山の際は、同じ柄物でも撥水・防水効果のあるモデルから選びましょう。

シッカモアブーニー
肌触りがいいコットン100%のブーニー。汗止め部分には吸水速乾性のある生地を使うなど、ただかわいいだけではなく、アウトドアメーカーらしさを発揮しています。日帰りハイキングなどライトな行程にはぴったり。

カーメルポイントブーニー
「シッカモアブーニー」同様、コットン素材で着用感のいいブーニー。ツバの裏にもチェック柄が使われており、隠れたおしゃれ心を満たしてくれます。

グリーンホーンメドーキャップ
コロンビアの帽子の中で、唯一伸縮性に優れた4WAYストレッチ素材を使用。フィット感があるのでかぶり心地もよく、アクティブな動きもしやすいです。小さな鳥たちがプリントされており、楽しい気分になれます。バケットタイプもあり。

アベニューランナーアベニューバケット
同柄のジャケットがあり、トータルコーディネイトしたい人にはうれしいモデル。キャップとバケットと2タイプあるので、さらにコーデの幅が広がります。また撥水効果があるので、小雨にも対応してくれます。キャップタイプもあり。

日焼け、雨、汗、柄物。全4方位に適応したモデルはこれ!

日焼け防止、雨からの防御、蒸れの軽減、オシャレ。
……と4つのポイントをみてきましたが、それらすべてを満たすものを「コロンビア」の帽子で見つけました!

ゲッパーキャップ/ゲッパーブーニー
防水シームテープ、防水透湿、吸水速乾と、雨や汗への対策はばっちり。それに加え、キャップとビーニーの2タイプ、バード柄などデザイン面でも選択肢が多いのが特徴。唯一惜しいのがUPF効果がない点ですが、ツバがきちんと直射日光を防いでくれます。

今回ご紹介した以外にも「コロンビア」では約40種類の帽子ラインナップがあります。

アウトドアメーカーはそれぞれ独自の用語で機能性を表示しているので、よく使われる用語をチェックして、帽子選びの参考にしてみてください!

オムニシェイド
サンプロテクション
UPF値が高いほど紫外線を遮断する効果が高い

オムニテック
防水透湿
外部からの水を防ぎ、蒸れを最小限に抑える

オムニウィック
吸湿速乾
吸水+蒸発散効果でさらっとした着用感

オムニフリーズゼロ
冷却
汗を利用して生地全体の温度を下げて冷やす

オムニシールド
防水防汚
雨や汚れを弾き、生地を乾燥した状態に保つ

目的で選べば迷わない!コロンビアの帽子で快適登山を

「コロンビア」は商品ラインナップが多いのがいいところですが、帽子を選ぶにもついあれこれ目移りしてしまいます。「自分のほしい機能」を整理してみると選びやすくなります。自分に合った帽子で快適&楽しい登山をしましょう。

© 株式会社スペースキー