ココイチといっても某カレー屋ではありません!!「ここ一番で使いたい!!」エギをエギングのエキスパートの方々に教えて頂き、お気に入りのポイントや使い方を語って頂きます!!
これを見れば自分に合ったエギが見つかるはず!?
今回解説して頂くのはこの方!
山田ヒロヒト(やまだ・ひろひと)さん
時にフランクに、時にストイックにエギングを追求
『ヤマラッピ』でおなじみの、数少ないフルタイムプロエギンガー。バックドリフト釣法、ノーテンションソフトフォールなど、最先端かつ画期的なテクニックを駆使してエギングの高みを追求し続ける。
山田ヒロヒトの“ココイチ”エギはコレ!!
エメラルダス ステイRV3.5号(DAIWA)
山田さんが完全監修した、安定志向の非ダート系モデル。既存エギの同サイズより約25%重いボディで、ひとクラス上の飛距離を実現。しかしながら幅広ボディ&スタビライザーに水流を大きく受けることで、ゆっくり&安定したフォールをアシストして抱きを誘う。
製品スペック
●サイズ:3.5号●自重:25g●カラー:全10色●価格:1240円
唯一無二の『波動アピール』がリアルベイト感を演出
重いから飛ぶ。だけれども沈むのは遅い…って何故!?
山田さん「一般的なエギの3.5号と比較すると、4~5gくらい重い。当然、飛距離は圧倒的で陸っぱりでは断然有利です。けれどもフォールスピードは同じくらい…いや、むしろ少し遅いくらい。横幅の広いファットフォルムなので水抵抗を受けやすく、ゆっくりと安定して落ちてくれます」
ルアマガ+「スタビライザーも安定感をアシストしているのですか?」
山田さん「もちろんソレもあるけれど、水流を受けることで強烈な波動を発生するんです。これは既存のエギにはない大きな武器で、本物の魚が泳ぐ時に発生する『スイム波動』に近いモノをイミテートできているんだと思います。だから、アクションを加えずにただ巻きするだけでも十分にアピールできます」
+αテクニック
エギが常にイカの目の前にステイ!!
特筆すべきはシャクった時に見せる『S字系(?)アクション』。通常のダート系エギはシャクると左右に大きく軌道を変える。しかし、ステイは若干左右に膨らんだ直後に、再び元の起動へと戻って来る! これならイカの目前からエギが消えないので、低活性イカも思わず手が出る。