<レスリング>全国中学生選手権・第45回記念&日韓親善交流・50周年記念の祝賀会が水戸市で開催

 全国中学生選手権の第45回記念と日韓親善交流50周年記念の祝賀会が大会初日の6月8日、水戸市内のホテルで行われ、日韓から約100名の関係者が参加。大会と両国交流の発展を祈念した。韓国からは釜山市レスリング協会のヤン・ヨンチ名誉会長やイ・ホンチャン会長らが海を越えてやってきた。

 日韓交流は、韓国釜山市・全州市と茨城・栃木・群馬の3県のレスリング協会が青少年の健全育成を目指し、1970(昭和45)年にスタート。1988(昭和63)年からは全国中学生連盟との交流が加わった。現在は、主に全国中学生連盟と釜山広域市レスリング協会が交流しており、全国中学生選手権の優勝選手を釜山市を中心にした韓国へ派遣。レスリングの技術向上のほか、文化にも触れさせ、中学生選手の健全育成を目指している。

 こうした実績が認められ、全国中学生連盟は2014年に一般財団法人高円宮日韓交流基金「高円宮賞」を受賞している(関連記事)。

(撮影=矢吹建夫)


▲全国中学生連盟の沼尻久会長のあいさつ
▲釜山市レスリング協会のイ・ホンチャン会長(左)と沼尻会長
▲釜山市レスリング協会のヤン・ヨンチ名誉会長

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