現地時間10日に2019FIFAフランス女子ワールドカップが開催し、なでしこジャパンがアルゼンチン代表とのグループステージ初戦を迎えた。
2011年以来のワールドカップ制覇を目指し発進したなでしこジャパン。UEFAチャンピオンリーグ女子で優勝を達成した熊谷紗希や、横山久美と菅澤優衣香の強力2トップがスタメンに名を連ねた。大事な初戦で勝利が欲しいなでしこジャパンは、高い位置からプレスを仕掛けアルゼンチンの自由を奪い、序盤からゲームを支配する。開始9分に中島依美がいきなりシュートを放つなど積極的に攻め立てるも、ゴールは生まれず試合を折り返す。
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後半に入ってもゲームを優位に進めるなでしこジャパン。ミドルシュートのこぼれ球に反応した菅澤がフリーでゴールを狙うも、枠を捉えきれない。直後に岩渕真奈を投入し、前線を活性化するなでしこジャパンだったが、引いて守るアルゼンチンの牙城を最後まで崩すことが出来ず。スコアレスでゲームを終え、初戦は互いに勝ち点1を分け合った。