アストロズ・アルバレス 球団初のデビュー2試合連発

【ブリュワーズ8-10アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

前日の試合でメジャーデビューを果たし、メジャー初アーチを放ったアストロズの21歳の有望株、ヨルダン・アルバレスが「メジャーデビューから2試合連続アーチ」という球団史上初の快挙を成し遂げた。マイケル・ブラントリーのタイムリー三塁打とユリ・グリエルのタイムリーでリードを5点に広げた直後、5回裏無死一塁の場面で打席に入ったアルバレスは、低めのチェンジアップを上手くバットに乗せ、弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さる2号2ラン。アストロズはこの一発を含む4本塁打をブリュワーズ投手陣に浴びせ、10対8で打撃戦を制した。

ブリュワーズがフレディ・ペラルタ、アストロズがブラッド・ピーコックの先発で始まった一戦は、ブリュワーズが初回にヤスマニ・グランダルのタイムリーで先制。2回裏にアストロズがタイラー・ホワイトの2号2ランで逆転すると、ブリュワーズは3回表にクリスチャン・イェリッチの25号ソロで同点とし、アストロズは3回裏にグリエルの5号2ランで勝ち越しに成功した。ブリュワーズは5回表にベン・ギャメルのタイムリー二塁打で1点を返したが、アストロズは5回裏にブラントリーのタイムリー三塁打、グリエルのタイムリー、アルバレスの2号2ランで4点を追加。ブリュワーズが7回表にトラビス・ショウの5号ソロで1点を返すと、アストロズは7回裏にロビンソン・チリーノスの11号2ランで突き放した。

その後、ブリュワーズは8回表にショウの押し出し四球で1点、9回表にグランダルの14号3ランで3点を返し、2点差まで追い上げたものの、アストロズがなんとか逃げ切り。ピーコックは7回途中4失点で今季6勝目(3敗)をマークし、一方のペラルタは5回途中6失点で今季3敗目(3勝)を喫した。

© MLB Advanced Media, LP.