地方の食、首都圏でPR 商談会に県内2社参加

商談会でグルテンフリー麺をバイヤーに売り込む川北製麺の有田社長(右)

 地方の食の魅力を首都圏のバイヤーに紹介する商談会が12日、東京都大田区の東京流通センターであった。県内からは2社が出展し、商品をアピールした。 全国の第二地方銀行で組織する実行委が主催。全国の264社が出展し、商社や卸、外食チェーンなどのバイヤー約2800人が来場した。本県は宮崎太陽銀行と取引のある響(宮崎市)と川北製麺(串間市)が参加した。 川北製麺は九州の米粉を使った新商品のグルテンフリー麺を紹介。冷やし中華やうどんのだしなどとセットになった商品4種類を試食とともにPRした。 飲食関係のバイヤーらは足を止めて食感や成分表示などについて尋ね、早速商談が成立していた。同社の有田豪社長は「健康志向ブームもあり関心も高い。県内企業だけでなく関東、関西にも取引を広げていきたい」と話していた。 響は、辛麺の即席麺やレトルトカレーなど多くの商品を紹介した。

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