海道ウォーク10月5日開催、横須賀 観艦式と連携も

第7回大会の日程やコースなどを決めたYokosuka海道ウォーク実行委員会=横須賀市小川町の神奈川新聞横須賀支社

 横須賀市の魅力を知ってもらう三浦半島最大級のウオークイベント「Yokosuka海道ウォーク」の実行委員会が12日、神奈川新聞横須賀支社(同市小川町)で開かれた。第7回大会を10月5日の土曜に開くことを決定。コースは追浜から横須賀中央までの東京湾沿いとする。

 同時期に海上自衛隊の観艦式の開催が見込まれることから、横須賀地方総監部に集う洋上の艦船を見学しやすいコース取りを検討していく。観艦式日程などの確定を踏まえ、総監部の関連行事との連携も模索する方針だ。

 健脚コースは追浜行政センターをスタートして、第三海堡(かいほう)構造物などを見学する約15キロ。ファミリーコースは長浦コミュニティセンター広場を起点とした約5キロ。ともに同総監部の正門周辺を経て、三笠公園がゴールとなる。

 12日の実行委には委員長の並木裕之神奈川新聞社長ら委員18人に加え、同総監部がオブザーバーで参加した。並木委員長は「観艦式の時期に合わせ、横須賀らしい風景を楽しむウオークとしたい」と抱負。総監部の担当者は「観艦式の時期に合わせ、地域住民らとの交流イベントを計画している。海道ウォークとも連携し、横須賀のにぎわい創出を後押ししていきたい」と述べた。

 ともに実行委副委員長の、平松廣司かながわ信用金庫理事長は「昨年は雨にもかかわらず多くの参加(約1600人)をいただいた。総監部と連携し、さらなる集客を目指す」、石渡卓湘南信用金庫理事長は「三浦半島の秋の風物詩として定着してきた。参加者の意見に耳を傾けながら内容を充実していく」とあいさつした。

 前回観艦式(2015年)の折に行われた第3回ウォークでは、海上自衛隊の特別協力で同総監部や第2術科学校の構内を通行。護衛艦「いずも」の艦内見学も組み込まれ、過去6回の開催で最多の約4千人が参加した。

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