アルビーズがサヨナラ二塁打 ブレーブス単独首位浮上

【パイレーツ7-8xブレーブス(延長11回)】@サントラスト・パーク

1点ビハインドの9回裏に新人オースティン・ライリーの10号ソロで追い付いたブレーブスは、延長11回裏無死一塁からオジー・アルビーズの右中間への二塁打で一塁走者のライリーが長躯ホームインしてサヨナラ勝ち。同率で首位に並んでいたフィリーズがダイヤモンドバックスに敗れたため、ナ・リーグ東部地区の単独首位に浮上した。延長戦に突入してからの2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せたブレーブス5番手のジェイコブ・ウェブが今季4勝目(0敗)をマーク。パイレーツは先発のミッチ・ケラーが3回6失点でノックアウトされたあと、同点に追い付き、9回表には勝ち越したものの、リリーフ陣が踏ん張り切れなかった。

アルビーズのサヨナラ打で一塁からホームインする激走を見せたライリーは、9回裏にパイレーツ6番手のカイル・クリックから起死回生の同点アーチを放ったが、メジャー26試合での10本塁打到達は球団史上最速記録となった。延長11回裏には、2イニング目に突入したパイレーツ7番手のマイケル・フェリースから先頭のライリーが死球を受けて出塁し、次打者アルビーズが右中間を真っ二つに破るサヨナラタイムリー二塁打。劇的なサヨナラ勝利を収め、本拠地サントラスト・パークは歓喜に包まれた。一方、パイレーツは9回表に飛び出したジョシュ・ベルの19号勝ち越しソロを活かせずサヨナラ負け。サヨナラ打を浴びたフェリースが今季3敗目(2勝)を喫した。

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