ブルー・プラークが間違った名前で23年設置されていた

イギリスのチャリティー団体のセーブ・ザ・チルドレンを立ち上げた社会改革家エグランティン・ジェップのブルー・プラークが、違う名前で23年間設置されていたことがわかった。BBCが報じた。

歴史的な出来事があった場所に付ける青い銘板、ブルー・プラークはジェップがかつて働いていたイングランド西部マールバラの学校に設置されている。ジェップはミドル・ネームを持っていないが、なぜかジェップの親戚と思われる別の女性の「エグランティン・メアリー・ジェップ」という名前がこれまで掲げられていた。

マールバラ地区の新聞「マールバラ・ニュース」の記者ラウンドさんが、設立100周年を迎えるセーブ・ザ・チルドレンの記事執筆でリサーチをしていた過程でこれを人づてに聞き、ジェップのお墓の写真など証拠をかき集め、名前が間違っていることを証明。ラウンドさんの功績あって、正式に差し替えが決定したという。

© 英国ニュースダイジェスト